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高速道路を1人で運転していた私。突然「止まれ」と声が聞こえて…

不思議すぎる…。

「サードマン現象」って知っていますか?

「サードマン現象」とは、人間が生死をさまよう危険な極限状態に陥った際、まるで霊のような、そこにいるはずのない第三者が救ってくれ、生還に導く現象のこと。

「第六感」や「虫の知らせ」と近い感覚かもしれません。

今回は、世界のBuzzFeed読者の中で、「サードマン現象」もしくはそれに近い体験をした人の中から、車にまつわる話を6つ紹介します👀

1. 「止まれ」

「妊娠8カ月のとき、通勤のため高速道路を運転していました。その日は、雨が降っていて、路面がぬかるんでいたんです」

「私は低速車線を走っていたのですが、目の前には1台のスクールバスが走っていました。私が降りる出口はまもなくだったので、バスを追い抜こうとしました」

「すると、どこからともなく『止まれ!』と大きな叫び声を聞いたんです。その直後、並んで走っていたバスが突然、横転しました」

「あの声が、私とおなかの赤ちゃんを救ってくれたんだと思います」

—Tamara E

2. ふしぎな救急救命士

「昨年、交通事故に遭ったときの話です。路面が凍結していることに気づかず、車をそのまま走らせてしまい、コントロールを失ったのが原因でした。4度も回転したのち、そばにある畑に突っ込みました」

「目を覚ますと、どうやら女性の救急救命士らしき人が、後部座席からナイフを取り出し、シートベルトを切ってくれたので、車からはい出すことができました」

「私は、1時間弱離れた病院まで、ドクターヘリで搬送されました。その間も彼女はずっと『起きていて、死なないで、がんばって…』と言い続けてくれたんです」

「意識を取り戻したとき、私は集中治療室の中でした。瀕死のところをなんとか助かったみたいです」

「その後にわかったことなのですが、私が救助・搬送された際、女性隊員や女性のヘリパイロットも一人もおらず、第一発見者も女性ではないというのです。そもそも私がどうやって車から脱出したのか、誰も説明ができなかったんです」

「彼女の正体は未だにわかりませんが、彼女のことを愛しています」

—匿名希望

3. 赤い小屋のおじいさん

「私が大学2年生だったころの話です。ある週末、2時間半かけて実家に帰省することにしました」

「途中、数キロに1軒、また数キロに1軒…というような田舎の道を通るのですが、45分ほど走ったところ、車が突然止まってしまいました」

「さらに、携帯の電池がなくなり、その充電器を大学の寮に忘れてしまったことに、その場になるまで気づかなかったんです」

「私がパニックになっていると、お年を召した男性が近くにいました。彼はどうやら農家を営んでいるようで、真っ赤な小屋の外を歩いているところでした」

「男性は、やさしく声をかけてくれて、『なんとかなるから大丈夫』と私を落ち着かせてくれました。なぜかわかりませんが、私も彼と話しているときは、穏やかで、安心を取り戻せたんです。車も動くようになり、実家には無事に帰省できました」

「不思議だったのは、実家から大学の寮に帰るときのこと。行きと同じ道を運転し、寮に戻っていたのですが、なぜかあの男性がいた"赤色の小屋"を見つけることができなかったんです」

「あの男性はいったいどこの誰だったのでしょうか」

—匿名希望

4. 人気のない雪道

「10年ほど前、大雪に見舞われたことがありました。その日は、母の車でバレーボールの練習に行っていました」

「帰り道、雪の影響で、車は立ち往生してしまいました。近くには、別の車も立ち往生していて、私たちはお互いに協力して、車を手で押して動かそうとしていました」

「すると、どこからとも男がやってきて、私の車、もう1つの車と順に動かしてくれました」

「私は彼にお礼を言おうと、振り向いたのですが、そこに彼はいませんでした。たった数分のできごとですよ?」

「しかも、私たちが足止めされたのは、人気がなく、近くに民家も見当たらないような場所です。彼のことは一生忘れられません」

—Naomi, Indiana, USA

5. 宙に浮いた

「17歳のとき、単独事故を起こしました。雨が降る急坂の途中で事故を起こし、道路に沿うように流れていた小川に突っ込んだんです」

「でも、その事故の瞬間が信じられないんです。まず、車が道路脇の雪だまりにぶつかり、宙に浮きました。そして、道路から外れたときの角度とは違う向きで着水していたんです」

「まるで空中で、誰かが私の車を回転させたようでした。着水して、車は水の中に浸かっていたのに、どうやって車から脱出したのか、それも不明でした」

「事故のちょうど3カ月前に、交通事故で亡くなった祖母が救ってくれたんでしょうか…」

—Marci, Pennsylvania, USA

6. 不穏な感覚

「上の子を保育園に送り届けたあと、助手席側の後部座席にチャイルドシートに乗った娘と、帰宅するところでした」

「走っていると、何か大事なことを忘れているような、不穏な感覚に襲われました」

「奇妙な感覚に戸惑いながらも、車を自宅の方面には知らせていたのですが、不安がどんどん大きくなっていきます。まるで、だれかが私の肩を叩いて、注意を引こうとしているかのようだったんです」

「周りを見渡しても特に何かがあったわけではなく、その感覚は音もなく、私の心に訴えかけるようでした」

「ある信号に近づいたとき、切迫しているような感覚になりました。信号は青だったで、本来は進まなければいけません。でも耐えられなくなった私はブレーキを踏んで、大声で叫んでいました」

「するとその瞬間、目の前で車が交差点をものすごいスピードで横切り、赤信号を無視して通過していきました。もし私が急ブレーキをかけなかったら、車と激突し、ちょうど後部座席にいた娘に当たっていたでしょう」

「あの感覚は、自分の内側から出たものではなく、外側からなんらかの力が働いたんだと思います。だって青信号で急ブレーキをかけさせるくらいだったんですから…」

—Rochester, NY, USA

投稿は、一部読みやすさのために編集しています。

この記事は英語から翻訳・編集しました。翻訳:髙島海人