にわかには信じがたい「ディズニー映画の裏話」17選

    大切なのは信じること、そしてほんの少しの驚き

    1. 『リトル・マーメイド』のエリック王子の声優は、収録当時は若干16歳だった。

    2. 『塔の上のラプンツェル』の初期アニメーションでは、ナタリー・ポートマンの声が使われていた。

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    マンディ・ムーアの声ではないラプンツェルを想像するのは難しい。けれども、ラプンツェルの細かな動きをとらえるための初期のペンシルテストを見ると、感情的なモノローグに、『クローサー』のナタリー・ポートマンの声が使われていたことがわかる

    3. 『トイ・ストーリー』のバズ・ライトイヤーの声。第一候補はビリー・クリスタルだったが、断わられていた

    4. マテル社は『トイ・ストーリー』第1作へのバービー出演を拒否していた。

    5. 『美女と野獣』の中国語版では、ジャッキー・チェンが野獣の声(セリフと歌の両方)を担当した。

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    ジャッキー・チェンの演技と歌があまりにも圧倒的だったので、『美女と野獣』の中国語版では、彼が野獣のセリフと歌の両方を担当する声優に選ばれた。

    6. 『アナと雪の女王』の挿入歌「雪だるまつくろう」は、あやうく最終版からカットされるところだった。

    7. それと同じようなことが、『リトル・マーメイド』の「パート・オブ・ユア・ワールド」でも起きていた。

    8. 『ロジャー・ラビット』の初期の脚本では、バンビの母親を撃ったハンターはデゥーム判事だと明かされていた。*

    9. 『アラジン』の試写会で、観客が曲のあとに拍手をしなかったので、アニメーターたちは内輪のジョークとして、映画のなかに「拍手」サインを入れた。

    10. ショーン・コネリーは、『ライオン・キング』のムファサ役の候補にあがっていた。

    11. 『ライオン・キング』でのハイエナの描かれ方のせいで、ディズニーはハイエナを研究する生物学者に訴えられた。

    12. 『ポカホンタス』には、「レッドフェザー」という名前の「話す七面鳥」が相棒として登場するはずだった。

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    愛すべきまぬけなこの七面鳥は、当初の脚本では重要な役どころだった。初期のテスト(上の動画)では、ジョン・キャンディが声優を務め、コミックリリーフの役割を果たすことになっていた。だが、計画が大幅に変わり、このキャラクターは完全にカットされた。脚本家らが、人間の言葉を話さない動物だけを映画に登場させたがったからだ。その結果、ビスケットに目がないアライグマのミーコと、短気なハチドリのフリットが生まれたというわけだ。

    13. パトリック・スチュワートは当初、『アラジン』のジャファー役をオファーされていた。

    14. 『レミーのおいしいレストラン』で、ブラッド・バード監督がレミー役にパットン・オズワルトを抜擢したのは、「ブラックアンガス・ステーキハウス」に関するオズワルトのトークがきっかけだった。

    15. 『ノートルダムの鐘』には、行きがかり上ではあるが、『ファンタジア』に対する秘密のメッセージが隠されている。

    16. 『リトル・マーメイド』のアリエルは、伝説上の生きものかもしれないが、その動きや仕草は実在の人をもとにつくられている。

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    アリエルの実写モデルを務めたのは、女優のシェリー・ストーナーだ。上の制作秘話クリップ(45秒ごろから)では、ストーナーが当初は単なるアリエルの代役だったことが見てとれるが、最終的には、ストーナー独特の癖や動きの多くがアリエルの造形に活かされることになった。それどころか、ディズニーはストーナーがキャラクターに与えた個性をおおいに気に入り、『美女と野獣』のベルの実写モデルにもストーナーを採用したほどだ。

    17. フィル・コリンズが『ターザン』でもっとも感動的なを書きとめたのは、クリスマスプレゼントの包装紙の裏だった。

    この記事は英語から翻訳されました。翻訳:梅田智世/ガリレオ、編集:BuzzFeed Japan