映画『プリティ・ウーマン』などで知られる俳優のジュリア・ロバーツが、トークイベント「HISTORYTalks」で、故マーティン・ルーサー・キング牧師との意外な繋がりを明かした。
さかのぼること、ロバーツが生まれた1967年。当時、彼女の両親は、ロバーツの出産費用を払えず、困っていた。
そのことを知った友人のキング牧師と妻のコレッタは、ロバーツの両親に代わって、費用を負担してくれたそう。
家族ぐるみの友情は、ロバーツの両親が運営していた子ども向けの演技学校に、コレッタが「自分たちの子どもも通わせたい」と電話をかけてきたことがきっかけだった。
「当時、私の両親はアトランタで『アクターズ・アンド・ライターズ・ワークショップ』という演劇学校を運営していたの」
「私の母は、『もちろん!ぜひウチに来て』と答えたらしいわ。そこから、友人関係へと発展していったみたい」
トーク番組の司会者も「60年代は黒人の子どもたちと白人の子どもたちが、同じ演劇学校に通うことはまずなかった時代だからね」と説明した。
キング夫妻が出産費用を負担してくれたおかげで、「両親は窮地を乗り越えることができた」とロバーツは語った。
ツイッターに投稿されたインタビューの動画は、200万回近く再生されている。
Today is Julia Roberts birthday! 55 years ago MLK and Coretta Scott King paid for her parents hospital bill after she was born. Can’t stop thinking about this since I read it. Here she is talking about it with @GayleKing https://t.co/5HvpNSUIYb
キング牧師とコレッタの娘バニースは、「ロバーツが、この話を共有してくれたことに感謝している」と自身のツイッターにつづった。
この記事は英語から翻訳・編集しました。翻訳:オリファント・ジャズミン
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