トランプ次期米大統領の長女イヴァンカさん(35)が、日本のアパレル「サンエー・インターナショナル」(本社・東京)との事業交渉を進めていることがわかった。ニューヨーク・タイムズなどが報じた。約2年前から契約交渉を進めていたという。
サンエー・インターナショナルは、「ADORE」「JILLSTUART」「DIANE von FURSTENBERG」「HUMAN WOMAN」など主に女性向けのブランドを百貨店などで展開し、20〜30代の女性向けファッション誌にも多く登場している。
大統領選でイヴァンカブランドの人気上昇
イヴァンカさんのブランド「イヴァンカ・トランプ」の商品は現在、日本では、海外ファッション通販サイト「waja」や一部のセレクトショップで販売している。wajaによると、30〜40代の働く女性に人気があるといい、米大統領選でトランプ氏が当選した直後の11月中旬、ページアクセス数がそれまでの400倍に増えた。
政府の要職についていないイヴァンカ夫妻が外交の場に同席したことについて、米国内では疑問視する声が上がっていた。