なぜ歯医者さんは治療中に話しかけてくるの?歯医者さんたちの答えがこちら

    口開けてるから喋れないのに。

    日常生活にはいろいろな不思議があります。自分だけしか感じていない謎もあれば、わざわざ口にしないけど、みんなが思っていることも。今日は謎の1つ、「歯医者さんの不思議」を解決してみましょう。

    Q.歯医者さん、なぜ治療中に話しかけてくるの? こっちは口開けてるから話せないんだけど。

    あるユーザーが海外掲示板Redditに質問を投げました。するといろんな歯医者さんから回答が集まりました。

    A.歯医者さんの意見がこちらです。

    「歯学部卒業したばっかりだけど、学校では患者さんと心を通わせるために話しかけるよう教わったから」

    「不安な気持ちをそらせるため。主にYES/NOで答えられる内容で話しかけるようにしてる」

    「中には話しかけられた方が安心するという人もいるから。ずっと黙って作業されると味気ないし、不安なのでは?」

    「患者の気をそらすためにわざと話しかける時もある。口開けててうまく伝わらないのがもどかしくて、治療の不快感から気持ちがそれる」

    「黙って治療されると、患者はリラックスできないと思います。私はいろいろ話しかけて、ちょっと手を止めて患者さんが答えるタイミングを狙うようにしています。会話に意識を向けることで、治療の不快感も軽減されると思いますよ」

    「なるべくYES/NOで答えられる質問をする。たまにそうでないことを聞いてしまうこともあるけど、あれは完全にうっかりミスだから許して」

    「治療中に手が口にはいったままモゴモゴ話す患者さんの話を理解するスキルが、ここ数年で上達した」

    「うちの病院では、会話ではなくヘッドフォンの貸し出しをして、音楽でリラックスしてもらっています」

    本当にリラックスしているの? 患者側の意見。

    「YES/NOで答えられる質問はいいけど、『お休みの日は何されてるんですか?』って聞かれても困る」

    「歯医者の質問に答えようとしてオエっとなったことあり。スマホに話したいことをタイプして歯医者さんにみせた」

    「私の歯医者さんは、町中のゴシップを一方的にしゃべってくる。しかも情報量がすごいんです。全然落ち着かないわ」

    「口の中で何が起きているかに集中すると気絶しそうになるから、ちょっとした会話はうれしい」

    「私の歯医者さんは、めちゃくちゃ笑い声が大きい。建物の外にいても聞こえてくるくらい。大笑いの声がおかしくて、なんかリラックスできる」

    「患者に話しかけるのはまだマシ。歯医者さんと歯科衛生士さんがずーっと雑談していたことある。『昨日、沈没した豪華客船のドキュメンタリみましたよ』『あ、なんか映画もありましたよね、ほらディカプリオの?』『あーあったね。なんだっけ。題名ここまででてるんだけどな』タイタニックーーー!」

    この記事は英語から翻訳・編集しました。翻訳:soko / 編集:BuzzFeed Japan