豪テーマパークで乗り物が転倒、4人が死亡

    「女の子が叫んでいました。犠牲になったのは彼女の母親だったのではないかと思います」

    オーストラリアのゴールドコーストにあるテーマパーク「ドリームワールド」で25日、ベルトコンベイヤーを利用した川下りのアトラクションに乗っていた4人が死亡した。地元警察が確認した。

    「警察は午後2時20分(現地時間)に、ベルトコンベイヤーの(乗り物)で何人かの人が怪我をしたという通報を受け、現地にクーメラに呼ばれた」と警察は声明で発表した。

    地元救急当局の広報担当者は、犠牲者の怪我の状態は「生存するには難しい」レベルだと話した。

    「2人は乗り物から投げ出され、2人は乗り物の中に閉じ込められた状態」で、4人の年齢は32歳から40代前半だったという。

    Sky Newsの取材に答えた目撃者の一人は、事故を起こした川下りのアトラクション「サンダー・リバー・ラピッズ・ライド」は、乗り物ごとひっくり返り、「人々が狂乱状態で叫んで」いたと話した。

    「女の子が叫んでいました。犠牲になったのは彼女の母親だったのではないかと思います。乗り物全体がひっくり返りました。いかだには6人が乗っていました」

    ドリームワールドは声明で、「急いで事実関係を確認中」だと発表した。