インターネットで超話題のこの動画。韓国の大統領罷免について、BBCのインタビューに答える釜山大のロバート・ケリー准教授。
そこに、侵入者が!
お父さん仕事中だから、ちょっと待ってね・・・
もう一人きた〜!
あわてて、助けに入るお母さん。
事なきを得た・・・?
Twitterは大騒ぎ。「何度も見ちゃう。テレビ史上、一番面白い😂😂😂」
パロディーも登場。
アジア人の女性は、子守りや乳母だと思われている偏見を浮き彫りに。これがネットで物議を醸した。
「アジア人女性は、従順で、受け身で、なんらかのサービスを提供しているという偏見がある。みんなそんな想定をしがちだ」。Angry Asian Manのブロガー、フィル・ユーさんはロサンゼルスタイムズの取材に、指摘する。
「母親のことを子守りだと思った人たちは、なんでそう思ったのかじっくり考えてみるべき」
ライターのソラヤ・チマリーさんは、母親かもしれないし、子守りかもしれないとリツイートした自らの偏見を振り返り、ハフィントンポストに寄稿した。
「私は偏見について考えてもみなかった。でもこれこそがどう偏見が働くかを示している」
チマリーさんは、自らも子どもが小さいときに子守りと勘違いされた経験があり、ハイチ出身のおばはアメリカで子守りとして働いていたという。
「もし動画の男女が同じ人種にみえたら、二人が結婚しているかと疑問に思った人は少なかったでしょう」
人種だけではなく、ジェンダーをめぐる偏見も指摘した。
「女性が専門家で、男性が子どもたちを引きはがしていたなら、こんな議論すら起きなかったでしょう。夫じゃなくて、子守りだと思った人は少なかったでしょうから」