Twitterが来週にもタイムラインのツイートの並び順を変えることがBuzzFeed Newsの取材でわかった。
これまでのタイムラインは、ツイートされた時間が新しいものから古いものに時系列に並んでいたが、新しい仕様では、アルゴリズム計算によって、ユーザーの関心に合わせた表示になる。
新しい並び順は、全てユーザー向けに一律に変わるのか、従来の表示方法に加えてオプションとして選べるようになるのかは、まだわかっていない。
BuzzFeed Newsは昨年6月、 この新しい並び順によって、人気のあるツイートが目立つようになり、膨大に流れるツイートのなかに埋もれてしまうことがなくなると報道している。
昨年10月にCEOに返り咲いた創業者のジャック・ドーシー氏は、Twitterを根幹から改変する意向を示してきた。同7月「より多くのひとが使いやすいように、サービスの根本を考え続ける」などと述べた。同11月には、星型の「お気に入り」マークをハート型の「いいね」に変えている。
ツイートの並び順の変更は、ドーシーCEOの下で進められてきた一連の改革の中で最大のもの。さらに140字の字数制限を引き上げる計画も進んでいるとみられる。
Twitterはこれまで、新しい並び順を一部のユーザー向けに試してきた。これが成功したため、本格的な導入に踏み切るとみられる。
Twitterはコメントしていない。
変更を知ったユーザーの反応はこちら。
UPDATE
報道後、ユーザーからは変更に反対する声が殺到した。ジャック・ドーシーCEOは自らのTwitterアカウントで以下のように声明を出した。
ジャック・ドーシー氏は一連のツイートでこう語っている。
「Twitterはライブだ。リアルタイムだ」「Twitterはあなたがフォローしているアカウントに関するもので、よりTwitterらしくあり続ける」
また、ユーザーがTwitterを利用していなかった間に流れたツイートを確認する機能に言及した上で、ライブ感をより高めるための改良を続けると述べた。