Appleが日本に熱視線を送る理由

    日本ではiPhoneは十分に普及しているのに?

    AppleのCEOティム・クックが来日したのは昨日。早朝、京都を訪れ、午後には原宿へ移動した。

    ティムは新宿から原宿までJRで移動。これからBuzzFeed Japanがインタビューします #TimInJapan

    ティム・クックCEOと表参道を歩きながら話を聞いた。その時に、彼がポロッと漏らした話を紹介する。

    JRに乗った理由:Suicaを使ってみたかった。

    来日中のAppleCEOティム・クックがJRでApple Pay使ってる!これからBuzzFeed Japanが密着します #TimInJapan

    10月中にiPhone 7 / 7 Plusで使えるようになるSuica。

    iPhone上でSuicaの残額を常に確認でき、チャージも可能。「残額がわかるので、オートチャージする必要ないかも」との声も上がる。

    「ApplePayは、かなり多くの店舗に対応しますよ。原宿〜表参道の間だけでも150店舗ほど」

    対応店舗が多い理由:すでに使用している電子マネーのプラットフォームにApplePayが載るだけだから

    京都に行った理由:任天堂でマリオをプレイしていた。

    12月にiPhoneアプリで「スーパーマリオラン」がリリースされる。これをいち早く試していたのだ。

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    Nintendo Mobile / Via youtube.com

    今まで、ゲーム機でないとプレイできなかったマリオが、iPhoneで遊べるようになる。

    「マリオの『リリースをお知らせ配信』の登録をした人は全世界で2000万人もいるんです」とティム。

    予約購入ではなく、「リリースの通知を希望」というシステムが導入された前例はほとんどない。社会現象となったポケモンGOでもこのスタイルはとられなかった。

    要はかなり力を入れているのだろう。

    実際、マリオが主役のゲームソフトは累計販売本数3億2000万本超だ(ポケモンは2億)。

    任天堂ゲームの反響や日本の電車に乗ってAppleのCEOが思うこと。