山田孝之、ついにカンヌへ「映画 山田孝之3D」で出陣!

    ドキュメンタリードラマ「山田孝之のカンヌ映画祭」からついにカンヌ正式応募作生まれる

    3月24日の放送をもって最終回を迎えたドキュメンタリードラマ「山田孝之のカンヌ映画祭」(テレビ東京)。ドラマの目的であった、今年度のカンヌ映画祭に正式応募する映画がついに発表された。

    その名は「映画 山田孝之3D」

    映画の主演は俳優・山田孝之。監督は松江哲明、山下敦弘とドラマと同じ布陣で2017年6月16日に公開される。

    映画のタイトルに俳優の名前が入った例では、これまで「マルコヴィッチの穴」「ブラッドピットの君にメロメロ」「スカーレット・ヨハンソンの百点満点大作戦」などがある。

    「山田孝之のカンヌ映画祭」とは?

    同ドラマは、山田がカンヌ映画祭の最高賞「パルムドール」を取るべく、自らプロデューサーとなり、芦田愛菜主演、山下敦弘監督で映画を製作する過程を追った作品だ。

    今年2月のBuzzFeed Newsのインタビューで、山下監督は「ひとこと言っておくと、ドラマが終わっても、僕らの旅は終わらない」と話していたが、その旅とはカンヌに正式応募される、この「映画 山田孝之3D」のことを指していた。

    映画の内容については

    「俳優として変化し続け、私たちを煙に巻き続ける『山田孝之』とは何者なのか。彼の思考にダイブする、脳内スペクタクル3D映画」

    「イリュージョンのような言葉と映像で『山田孝之』を3Dで体感する」

    と説明されており、山田自身の存在同様、全くつかみどころがない。

    山田は芦田愛菜へ感謝


    目標だったカンヌ映画祭での賞獲得に向け、第一歩を踏み出した山田は「この映画には僕の今までの人生とこれからの全てが詰め込まれています。それを引き出せたのは山下さんとの関係無しでは成せないことでした」とコメント。

    山下監督も「これは人間、山田孝之と山下敦弘のけじめとしての映画です」と語る。

    松江監督は映画について「僕の勘違い、または洗脳されていただけかもしれませんが、3Dだからこそ効く体感映画が完成してしまったと自負しています。あの目力に注意してご覧ください」と説明。内容はわからないが、とにかくすごい作品であることは伝わってくる。

    また映画には「カンヌ映画祭」にも出演した芦田愛菜も友情出演。

    山田は「僕は芦田さんと出会ったことでたくさん失い、たくさん発見することができました。いつか芦田さんのような大人になるため、山田孝之は現実をぶち壊し続けて生きていきます」と感謝のコメントを寄せている。

    なお山田孝之は現在33歳、芦田愛菜は12歳である。