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【リオ五輪】金メダルの勝因はみんなの努力!内村、白井ら体操団体コメント全文

アテネ以来12年ぶりの金

リオ五輪体操男子団体の決勝が8日(日本時間9日)に行われ、日本が2004年アテネ大会以来12年ぶりとなる悲願の金メダルを獲得した。

予選4位通過だった日本は、あん馬で山室光史が落下。2種目目のつり輪でもロシアに差をつけられたが、その後の跳馬、平行棒で差を詰め、5種目目の鉄棒で逆転。

最後の床運動では白井が16点台をマークし、加藤凌平、内村航平も15点を超える高得点。ロシアや中国を抑え、6種目合計274.094点で見事優勝した。

以下は5選手の授賞式後の全コメント。

内村航平

金メダルはめちゃめちゃ重たいです。

北京、ロンドンとメダルを獲ってきて一番重たい。それプラス僕たちの頑張りという、よく分からないものも入っているので倍以上に重さを感じています。

表彰台で「君が代」を声が裏返るまで歌ってやろうとみんなで言って、すごくゆっくり流れたので歌いづらかったですけど、すごくみんな大きな声で歌えて良かったと思います。

アテネは僕たちの中では超えられていなかったのかなと僕たちの中で思うと同時に、僕たちは僕たちの歴史というものがあると思う。結果がオリンピックで金なので。それはそれで良かったと思う。

ここまでみんなで努力してきた。勝因はその努力ではないでしょうか。

加藤凌平

金メダルの感触は本当に重くて、歴史を作れたのかなって思います。本当にありがとうございました。

金メダルが決まった時は、今までの思いが込み上げてきて、この舞台で演技できて本当に幸せだなって気持ちでした。

追い上げる展開は日本は予想していたので、最後の最後に床で(白井)健三がしっかり決めてくれたので、流れに乗れた。(内村)航平さんまでしっかり繋いで、これは勝ったなと思いました。

白井健三

金メダルの実感はないですね。

床の演技前、コーチから「予選の反省練習だ」と言われてましたし、予選も6種目目で決勝も6種目で、今年全日本選手権で2位の時も6種目目。床に何かの運命があるんだろうなと思って入って。内容も気にしてしまったんですけど、力が入りすぎず、いい演技ができたので、本当にチームのみんなのおかげだと思う。

人生で一番心臓の悪い日といっても過言ではないんですけど、間違いなく一番幸せな日になった。この勢いそのままにチーム日本が、個人総合、種目別と、勢いが落ちないようにしていきたい。

団体第一で考えてきたので、きょうのような演技ができれば間違いなく種目別でもいい成績がついてくると思う。種目別も結果を気にせず、いい演技をしたい。

田中佑典

きょうは出し切りました。もう、言うことないでしょ。予選が本当に不甲斐なかったので、もう一回覚悟を決め直して決勝に臨んでこの出来なので。もうたくさんです。いいです(笑)。

本当に自分は何をしにきたのか。ここで活躍するためにこの4年間頑張ってきたというのをもう一度考え、吹っ切って決勝に臨みました。

メダルはめちゃめちゃ重いです。いろんな人の思いが詰まった金メダル。帰って、いろんな人に見てもらいたいです。

山室光史

僕が最初にミスを出してしまって、その後は声を出すしかなくって...。

でもみんなすごく良いムードで盛り上がって、金メダル獲れたので、本当にみんなに感謝です。

(あん馬で落ちた時には)どうしようと思って。でも次の種目がまだあったので、とりあえず自分にできることを、どうにかしっかりやろうと思った。

金メダル。あんまり実感がわかないですけど、ただただ良かったと思います。

喜びの表彰式

金メダルおめでとう!