【あしゅ無双】乃木坂46齋藤飛鳥、ファンが『潮騒』読めず「日本の将来が心配です」

    会見の一問一答をぜんぶ掲載

    乃木坂46の齋藤飛鳥が1月25日、東京・新宿の福家書店新宿サブナード店で、ファースト写真集「潮騒」(幻冬舎)の出版記念写真集お渡し会を開催。多数の応募から選ばれた限定1000人のファンがイベントに駆けつけた。

    齋藤は人気の乃木坂の中でも、次世代を担うと言われており、ファッションモデルとして活躍。人形のような美しさから「4000年に一人の美少女」とも呼ばれている。

    クールな印象だが、囲み取材では不思議な発言を連発するなど、違った魅力も見せた。

    以下は囲み取材のコメント全文。

    ——どんな内容の写真集ですか

    どんな内容?北海道と石垣島に行って、ほぼほぼ素の感じです。

    ——なぜその2か所だったんですか

    なんでかはわからないんですけど。北海道は観光地やそうでないところといろんなところに行ったし、若干寒かったので冬の装いをしました。逆に石垣島は海で小船に乗ったりして、一冊でどっちの顔も見れます。

    ——撮影中に楽しかったことは?

    えー、なんだろう。うーん。沖縄で昼は暖かかったんですけど、夜はすごく寒くて。星空をバックに写真を撮ったんですけど、寒すぎてダメだと思って。

    寒いときって変なテンションで、とんでもなく大きいアルミホイルにくるまって、みんな(スタッフ)と撮ったのが、すごく楽しかった。

    ——写真集のシチュエーションの案は自分で出した?

    写真集が初めてなので、自分でこうしたい、ああしたいというよりは、カメラマンさんが考えてくれるので、それに必死についていきました。

    ——素がでている写真集ということですが、全体でどのくらい素が出てます?

    うーん、4分の3は素です。4分の1は作ってる(笑)。男性が見るものですけど、女性も見やすいように、かわいらしい衣装を着てメリーゴーランドに乗ってます。それはちょっとファッション誌のつもりでやりました。

    ——ひとりで写真集を出すと聞いたときは、どういう気持ちでしたか

    初めて聞いたときは、ちょっと元がネガティブなので、ネガティブな反応しか出てこなくて。スタッフさんにも「なんで? なんで私が出すんだ」と問い詰めました。撮影は結局すごく楽しくって、素敵な一冊ができました。

    ——メンバーにはソロで写真集を出した方もいますけど、何か聞いたことはありますか?

    写真集って自分の顔だけじゃないですか、一冊まるまる。みんな、どういう気持ちになるんだろうって。写真集を出した子には、それとなく聞きました。

    ——具体的なアドバイスなどは?

    いや、私もさりげなく聞きすぎたので、(質問なのか)わからなかったと思います。だから、明確な答えはなかったです。

    ——ひとりだけが写っている写真集はいかがですか?

    なんか、これを見る人がいるんだって。すごく不思議ですね。うれしいんだけど不思議です。

    ——出来上がった写真集はどなたかに見せましたか?

    母に。恥ずかしくって、寝る直前に渡して寝室に逃げたので、ちょっと感想は聞いてないんですけど。ただ、渡した瞬間は「お母さん、すごくうれしい」って喜んでました。

    メンバーにも恥ずかしくって、私からは見せてなくって。秋元真夏に「見せて」って言われたんですけど「やだ。買ってください」って(笑)

    ——写真集だからチャレンジもしてます

    生まれて初めてビキニというものを着ました。昔から思ってたんですけど「なんでビキニがあるんだろう」って。

    で、ビキニについて調べたんですよ。すると結構歴史があるみたいで、ビキニはどういう気持ちで作ったんだろうなと考えながら撮影してました。

    また、ビキニを着たいかですか?いや、自分ですすんでは…。

    ——水着の撮影はどうでしたか

    照れ臭かったですね。普段、見せない部分を見せるので。でも「飛鳥が恥ずかしがるから」ってスタッフさんも水着になってくれて。海が綺麗だったので、みんなで遊んでいるうちにバッと撮ってもらった。

    ——今後、水着を着ることは?

    ないとは言えないですけど、そうそう着ることはないので、しばらくは大丈夫です。

    ——露出をする上で、体とかは気をつけました?

    一応、食べ物を何日かは気をつけたんですけど、北海道でカニを目の前にしたら、人間欲求はなかなか止められない。抑えきれず、食べました。

    ——タイトルの「潮騒」はどういう意味

    うーん、つけた理由とかは私はわからないんですよ、まったく。全然関係ないと思うんですけど、三島由紀夫さんの「潮騒」という小説が好きです。タイトルをファンの方が握手会で「潮騒(しおさい)って読めない。どう読むの」と言われて。日本が心配です。

    ——今回はソロの写真集を出されましたけど、ほかに一人でチャレンジしたいことはありますか?

    一人で遠くに行くのが好きで、以前の一人旅で金沢に行って、兼六園とか見ました。お仕事でもプライベートでもいいので、一人で海外に行ってみたいです。海外で絶対行きたいのはロシア、寒いところが好きなので。

    写真集で一番お気に入りに挙げた写真はこちら

    ——お気に入りの写真にクマの写真を選んだ理由は?

    この写真集自体が、珍しく私の笑顔がたくさん入ってる。普段のグラビアはつんとした表情の方が多い。ファンの方にもそういうキャラクターと思っている人がいらっしゃるので、この写真は珍しくバカみたいに笑っているので。

    ——なぜバカみたいに笑ってるんですか?

    クマのあごが指一本で動くんですよ。こんなにでっかいクマのあごが…(笑)。こんな簡単に指一本で動かせるんだと思ったら、面白くなっちゃって。

    ——写真集に点数をつけるとしたら、何点ですか?

    点数ですか。でも低く言ったら、いろんなところに波が立ってしまう(笑)。いやな質問だなあ。何点だろう。うーん、すごく一冊を作るまでにいろんな方に動いていただいたので。それが形になったという点では、ありがたいです。

    私、あまり人類の顔に対してカワイイと思うことがなくて。だから自分の顔が(写真集で)並んでいても、自分的にはうーんとなるけど。そういう点ではまだ自分に自信を持ててないなと思います。

    ——写真集でどういうところが素がでていると思いますか?

    さっきのクマとの笑っている写真とか…。私、ステージでも弾ける笑顔を見せることってあんまりなくて、だから珍しいです。

    ステージにいるときはカッコをつけたがるんで、あんまり気をぬいた顔をできるだけ見せないようにしていて。だから、楽屋のときはスタッフさんのときに見せているような素の表情になっていると思うし、ファンの方にもうれしいのかなって思います。

    ——写真集全体のテーマとかありますか。何も聞かされずに撮った感じですか?

    そうですね(笑)。私がこういう写真集を作りたいとあらかじめ聞いちゃうと、テーマに寄せてしまうので、気をつかっていわないでくださった。だからラフな状態で臨めました。

    ——次の写真集があるなら、お母さんの出身地のミャンマーとかどうですか?

    ミャンマーはロケで行かせていただいたときにすごく楽しかったし、人も優しかったので、すごくロケしやすい。ただ、そもそも私、暖かい国が似合わないと思っていて。だから要相談です。

    ちなみに、この日のファッションはこんな感じでした