福岡ソフトバンクホークスが9月16日、メットライフドームでの西武ライオンズ戦に7-3で勝利し、2年ぶり20度目のリーグ優勝を飾った。
2015年ソフトバンクの9月17日を更新するパ・リーグ史上最速V。偶然だが、今回の優勝はとにかく「16」にまつわる事柄が多い。
9月1日にマジック「16」を点灯させてから「16」日目の9月「16」日に優勝を決めた。
マジック点灯の1日、そして優勝を決めたこの日の試合で先発したのが、背番号「16」のエース、東浜巨。6回2安打1失点の快投で、両リーグ単独トップとなる「16」勝目を挙げた。
昨年は最大11.5ゲーム差をひっくり返されて日本ハムに優勝をさらわれた。
その雪辱を果たし、胴上げで7度宙を待った工藤公康監督は「今は正直ホッとしています。リーグ優勝ができず、クライマックスシリーズで負けてから1年弱。この日を思ってやってきました」と時折、涙を浮かべながら喜びを語った。
チーム、そしてファンが望むのはクライマックスシリーズの勝利、そして日本シリーズへの出場だ。
南海ホークス時代を含め、これまで日本シリーズへの出場は16回。優勝にまつわる縁起の良い数字ではあるが、この「16」は、なんとか更新したいところだ。