人気韓国映画の邦題がダサいと話題に その意図は「インパクト大事に」

    「ダサい」なんて声も。

    韓国映画「釜山行き(原題)」が「新感染 ファイナル・エクスプレス」の邦題で2017年夏に全国で公開されることが決定した。

    同作は、韓国でオープニング成績歴代1位を記録し、カンヌ国際映画祭でも高い評価を得たアクション映画。

    すでに世界156カ国から買い付けオファーがあり、アメリカでのリメイクも決定している人気作だ。

    ストーリーは、ゾンビウイルスが韓国を覆った前代未聞の災難の中で、ソウル駅を出発した釜山行きKTX(高速列車) に乗った人々の生存をかけた死闘を描く作品となっている。

    なぜ、その邦題に…?

    しかし、ファンからは「新感染」という邦題に疑問視する声が上がっている。

    「映画の感想話すときに『新感染』といわねばならぬ映画ファンの気持ちがわかるか。このダサさに終生耐えねばならぬ映画ファンの、ゾンビ映画ファンの気持ちがわかるか!」

    同作の原題は「釜山行き」。英題では「TRAIN TO BUSAN」となっている。

    「なんの映画か分からなかった」「新幹線と新感染をかけているの?」といった声から、「ダサい…」といった声もみられる。

    意図は「インパクト大事に」

    「新感染」という邦題にした意図は? BuzzFeed Newsは、同作のプロモーションを担当している宣伝担当者に聞いた。

    ーなぜ「新感染」という邦題に?

    配給会社さんとも相談したうえで、「釜山」というワードは重要視せず、タイトルを見ただけで覚えてもらえる“インパクト性”を大事にしました。

    副題の「ファイナル・エクスプレス」は「乗車したら最後」という意味。

    作中に登場する「新幹線」と「新感染」が同じだったので、この邦題に決定しました。