投稿者は言 寺さん(@310_64)。「なぜ読者をしなければいけないの?」というネットニュースの記事を読み、読書家の母親に聞いてみました。
そうしたところ「それは本を読んだ人にしかわからない」という答えが返ってきます。
また、本が嫌いな人や読んだことのない人に『本を読むことがいかに素晴らしいか』を解くことは難しい。そもそも本に興味がない人にとっては、その解説自体が苦痛としています。
最後に母親は言いました。「読書家は皆『なぜ本を読まなければいけないのか』また『別に品を読まなくてもいい』それぞれに答えを持っていて、みんなそれを説明できる」と。
この漫画は反響を呼び、以下のような声が寄せらています。
「読書は自分のモノサシを長くしてくれるもの」
本に限った話ではない。「○○をするべき」論は危うい。
小説家の町田康さんは、「WEB本の雑誌」のインタビュー(2006年更新)でこのようなことを述べています。
10代前半から30代まで、結構本を読んでいましたが、それは引きこもりみたいなものだったんですよね。他に何もできなくて、世の中に出ていけないから本を読む。悪い言葉で言うと“現実逃避”です。本を読むことは、今この世の中、この現実から一旦降りる、脱落するということ。もうひとつ別の次元に行く体験だと思うんです。