「R25」がサービス終了へ 2004年にフリーマガジンとして創刊 13年の歴史に幕

    フリーペーパーを2015年に休刊していた。

    リクルートと電通の合弁会社・Media Shakersは3月1日、同社が運営するネットメディア「R25」および関連サービスを終了することを発表した。

    R25は、2004年に「30歳前後のビジネスマン向けフリーマガジン」として創刊。東京や千葉、埼玉、神奈川の駅や飲食店、書店などで無料配布を開始した。

    フリーペーパーながらも政治や社会、エンタメなど幅広い話題の時事情勢解説や著名人へのインタビューで、若い男性を中心に高い支持を得た。

    R25が今号をもってweb化へ。自分が社会人デビューした2004年に発刊され、当時はフリーペーパー全盛期だった覚えがあります。 また紙媒体としていつの日か復活するのを楽しみにしています。

    しかし、2015年7月に休刊を発表。Web版だった「web R25」にデジタルデバイスからのアクセスが増大していることに対応するためだった。

    その後「web R25」のブランドを「R25」に統合。一本化し、スマートフォンを軸にしたメディア事業に刷新していた。

    4月28日をもって「R25」をはじめ、R25関連成果型広告運用やインフォグラフィック・ニュースサイト「ZUNNY」のサービスを終了する。

    BuzzFeed Newsの取材に対し、R25の島雄輝編集長はこう述べた。

    「2004年のフリーマガジン創刊以来、若手ビジネスマンを応援すべく、ニュースの解説や、話したくなる話題、世代の意見などの記事を、試行錯誤しながら、真摯に作り続けて参りました」

    「フリーマガジンからWEB、アプリ、SNSなど、時代の変化に寄り添いながら、13年にわたり、R25というメディアが続いてきたのは、読者やユーザーのみなさま、取引先のみなさま、スタッフのみなさまのお陰です。この場を借りて改めて御礼申し上げます。本当にありがとうございました」

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