キャラ弁じゃなくていい。料理が苦手なお母さんに役立つレシピが話題に

    あれには特殊技能が必要なんです。

    この春からお子さんが入園、入学し、毎日のお弁当作りに頭を抱えているお母さんは多いかもしれない。そんなとき、参考にしたいレシピがTwitter上で話題になっている。

    注意点として以下のようにもツイートしている。

    ちょっとご指摘あったので。卵パックでおにぎり作るやつですが、よく洗ってもサルモネラ菌が残っている可能性が微レ存なのでやめた方が良いとのことです。よく離乳食期のおにぎりとかで紹介されてる方法ですが、言われてみれば確かに。あとピックも未就園・低年齢の子には危ないのでやめましょうね〜

    投稿者は小雪さん(@lgm_)。小雪さん自身も小学二年生と一歳の母だ。BuzzFeed Newsの取材に答える。

    「春になって学童弁当を作る必要に迫られた料理苦手なお母さんが、タイムラインで悩んでいたのを見たのがきっかけで投稿しました。そのツイートにあった#学童弁当のハッシュタグを覗いてみたら、おいしそうで可愛らしいキラキラしたお弁当の写真ばかりで…」

    「『素人がこんな高みを目指してはいけない、ケガをする』と思いました。もっと簡単なできるところからはじめないと、と」

    ツイートは1万5千件以上リツイート(4月19日時点)されています。

    「正直、『こんな弁当じゃ子どもがかわいそう』『オール冷凍食品はないわ』といった反応も来るかと思っていたのですが、9割以上が『大人のお弁当にも参考になる』『うちのお弁当もこんな感じ』といった肯定的な内容でした」

    「ただ、レトルトカレー弁当は現場の幼稚園の先生から困りますという声もあったので、必ず事前に園にOKか確認していただければと思います(私の娘の園ではOKでした)」

    SNS上では完成度の高い「キャラ弁」や「キラキラ弁当」が話題になることがあります。小雪さんは次のように話します。

    「正直、『あんなものを毎日作るなんてまっぴらだ』『早くキャラ弁ブーム終わらないかな』とうんざりしていた時期もありましたが、キャラ弁を作れるのはデザイナー・クリエイター系の特殊スキルだと気づいてからは、素直にすごいなと楽しめるようになりました」

    「誰にでも作れるものではないので、作れる方はどんどん作品写真を公開して楽しませてほしいと思いますし、できない人もそれを気に病む必要はないと思います。私は娘に『お母さんはごはんに絵を描くことはできないんだよ。あれには特殊技能がいるんだよ』と言っていますね」