SMAP解散。1995年解散の、光GENJIファンが思うこと

    泣ける場所はあるのか。

    年内での解散が発表されているSMAP。ジャニーズ事務所所属で、最後に解散したのは「光GENJI」だ。21年前の光GENJIの解散と、SMAPに違いはあるのか。ファンに聞いた。

    「光GENJI解散は、泣ける場所があった」

    美佐子さんは現在、50代の専業主婦。光GENJIデビュー当時からの熱狂的ファンで、現在もジャニーズファンだ。

    美佐子さん「光GENJIの解散は、メンバーの明日のため、未来のための『卒業』『旅立ち』でした。なので、今回のSMAPの状況とは別物だと考えています。当時は、20代半ばでアイドルを引退するのが普通でした。その常識をSMAPが変えていき、今に至ってるのだと。彼らも、”みんなのアイドルでいること”に疲れていたのではないでしょうか」

    光GENJIは、1987年にデビュー。数々のヒット曲を発表してきた。そして、1995年9月3日。名古屋市総合体育館・レインボーホール(現:日本ガイシ スポーツプラザ)で解散ライブが行われた。

    当時のワイドショーでも、多くのファンが集まり、涙するようすが報道されたが、「栄光の2938日」「夢と感動をありがとう!」などポジティブな言葉が並んだ。

    美佐子さん「当時のファンも言っていますが、光GENJI解散は、彼らが決めたことなので、納得していたし、これからも応援したいと思える解散でした。悲しくて悲しくて、会場中が号泣でしたが、泣ける場所があったことが良かったと思っています。でも、コンサートの申し込みを締め切ってからの解散のお知らせが、ファンクラブ会員に紙切れ1枚で届いたんですけどね……」

    今回のSMAP解散も、当初、報道各社に送られたFAXのみだったことからファンの怒りを買った。

    SMAP解散に思うこと

    美佐子さん「光GENJIの解散は21年前。まだ、インターネットが普及していません。ファンも全体的に幼かったですし、事務所に対する文句もほとんどありませんでした。純粋に、彼らが決めたこと、彼らの夢を叶えるための卒業だと納得し、見送り、新しい旅立ちを信じていました」

    美佐子さん「SMAP解散については、事務所の対応や報道に怒っているファンが多いと思います。また、あれこれ知ったように分析したり、綺麗事を言う人もいますが、ファンからしたら関係ない人たちに言われなくないだろうな、と。けれど、田村淳さんも言っていましたが、残念なことだけれど、解散の原因を探るのって意味があるのかな、と私も思ってしまいます」

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    SMAPファンに伝えたいこと

    最後に、好きなアイドルグループを失った同じ立場から、SMAPファンに伝えたいことを聞いた。

    美佐子さん「光GENJIの場合は、『これからもずっと応援する』という前向きな気持ちが大きかったので、今のSMAPファンのみなさんとは気持ちがまったく違うと思います。たった8年で解散した光GENJIファンに、ガタガタ言われたくないかもしれません」

    美佐子さん「あえて言うのなら、解散は残念ですし、悲しいことだけれども、SMAPと言う素晴らしい功績を称え、誇り、彼らの決めた『道』『人生』『未来』を、穏やかに応援できたら、それが本当のファンだと思います」

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