東日本大震災支援に福島県産がない? 担当者「たまたま在庫がなかった」

    東北は6県のはずだけど…

    生活協同組合連合会 グリーンコープ連合が展開する「夏のおくりものカタログ」がネット上で波紋を呼んでいる。

    問題となっているのは、同カタログ内にある「東日本大震災応援企画」。

    カタログには、「グリーンコープは2011年から東日本大震災の被災地を支援する活動を継続的に行っています。東北5県で製造されている商品を利用することで、被災地の復興を応援しましょう。」(原文ママ)とある。

    ネット上では、そもそも上記の地図のように、"東北6県"に福島県が含まれていないこと。また、カタログにも福島県産の商品が掲載されていないことが指摘されている。

    BuzzFeedは、同団体担当者にその経緯を聞いた。

    **

    ーーなぜ福島県産の商品がないのか。

    たまたま、抱えている在庫に福島県産のものがなかっただけ。意図的に外しているわけではない。

    ーーとはいえ、批判は想定していなかったのか。

    批判は考えていなかった。まず、5県の物産を販売することで支援に繋がればと思った。

    ーー今後、福島県産のものは展開していくのか。

    もちろん商品が入ってくれば展開していくつもり。

    **

    なお、同団体は過去に福島県も含め東日本大震災の支援活動を行っている。

    今回、このキャンペーンで福島県産のものは購入できないが、福島県観光物産交流協会のページなどで購入できる。

    Facebookページでも記事をお届け。