こんな女性になりたい… 振袖姿でNYに立つ若き日の黒柳徹子が「カッコよすぎる」と話題

    徹子さんは46年前からずっと「ヒロイン」でした。

    艶やかな着物。挑発的な笑み。特徴的な玉ねぎヘア。

    ニューヨークのど真ん中を颯爽と歩く彼女の姿に、きっとみんなが振り返り、思っただろう。「あの子は誰だ?」って——。

    ニューヨークの5番街に凛と立つ振袖姿の女性の正体は、若き日の黒柳徹子さん。

    圧倒的「ヒロイン感」がすごいこの写真は、38歳から本格的に演劇を学ぶために1年間ニューヨークへ留学していた頃のもの。8月2日に自身のInstagramに投稿し、話題を呼んでいます。

    「この着物は、母が、東京のどこかの古着屋さんで見つけて、ニューヨークに旅立つ時に、私に、プレゼントしてくれた、結婚式用の振袖です」と徹子さん。

    ニューヨークの大きなパーティーに招待されたときには、必ずこの“一張羅”で出かけ、いつも思わぬ出会いをもたらしてくれたそう。

    「パーティー会場のみんなが、『綺麗ね!』って褒めてくれたり、話しかけてくれたり、お友達もたくさんできました。アンディ・ウォーホルさんや、イサム・ノグチさん、最も尊敬されている女優のリリアン・ギッシュさんなどなど、たぶん着物のお陰でたくさんの方とお知り合いになりました」

    「そして、チャップリンがニューヨークに戻ってきた試写会の時も、この着物で行きました。そのおかげで、特別に、私だけ、チャップリンさんと、お話ができした。この話は長いから、また、今度ね」

    写真が撮影された日も、街ではイースターパレードが開かれており、「パレードに参加してたニューヨークの人たちみんなが、一緒に写真を撮りたいって、大変なことになったの」とのこと。現地では無名だったにもかかわらず、翌日の新聞に大きく写真が掲載されたと言います。

    さらに、徹子さんはニューヨーク時代のキュートすぎるオフショットも公開。

    ピンク色のフレアパンツにへそ出しルック。チャーミングな笑顔を浮かべてキッチンに立つ徹子さんの姿に、ファンから「おしゃれでかわいい!」「容姿も生き方も全て素敵」「昔という感じがしません!今のファッション誌のワンページみたいです!」とコメントが寄せられました。

    8月3日からは、日本橋高島屋で徹子さんとファッションデザイナーの田川啓二さんのコレクションを集めた「SU・TE・KI!展」もスタート。ニューヨーク時代の写真やグッズもあるそうです。

    46年前から今も変わらずキュートで、かっこよくて、チャーミングな徹子さん。その世界をおすそ分けしてもらいに、足を運んでみるのもいいかも。

    (サムネイル:時事通信)