衣料品ブランド「SmartGlamour」が、勇気を持って自身の「欠点」をさらけ出した9人の女性をフィーチャーした#ImFlatteredというキャンペーンを開始した。
このキャンペーンに登場するのは、体型に関してどんな服装が最も「似合う」か他人から指摘されたことがあり、その指摘に抗議する女性たちだ。それぞれがこれまでに他人から体型について言われたコメントをボードに書き、掲げている。
SmartGlamourのオーナー、マロリー・ダンはその種のおせっかいなコメントを受けてきた女性を募集し、このキャンペーンのモデルを見つけた。ダンは「大量の」返信を受け取ったと語っている。
「似合うというのは、それ自体は悪い言葉ではありません」とダンは彼女のブログの中で語っている。「この言葉の意味は好ましいし、うれしいものです... が、『似合うファッション』というのは基本的に『痩せて見える』ことを意味します」。
ダンが指摘するように、「似合う」という言葉には裏の意味がある。
「特に、女性は毎日、無意識のうちにもう少し痩せるべきだと言われ続けています。女性には、ぜい肉やセルライト、欠点はあってはならないと言われているのです」
ダンはあえて、それぞれのモデルの「欠点」を最高に際立たせる衣服をデザインした。
「私の背中には脊柱側彎症の手術で残った長い傷があります」と、今回のキャンペーンモデルの1人であるリズ・リチャーズさんがBuzzFeed Lifeに語った。「ジムに行った時、そこにいた女性に『誰もその傷跡を目にしたくない』からシャツを羽織った方が良い (私はスポーツブラを着ていました) と言われました」
「私はとても居心地が悪くなって、とにかくその場を去りました。それ以来、服装を選ぶ時、背中がどの程度見えるかをとても気にするようになりました。それでも女性が自分のありのままの体つきや、自分らしさ受け入れることを助けるこの活動は、とても素晴らしいと思います」
「私は若い男性やスリムな女性を高く評価する業界 (映画)で働く55歳の女性です」とモデルのマラ・リーズマンさんは語る。「今回の撮影では、久しぶりに自分が強く美しいと感じました」
ミカエラ・リン・ジョンソンさんが掲げたコメントは「あなたの『女性的な部分(胸の谷間)』を隠しなさい!」。女性の体型や服装が過度に監視されていることを指摘している。
「今回のキャンペーンのおかげで、他人が私の体について指摘してきたことを思い出しました。『自分自身を否定する理由にはならない』と主張する機会になったんです」とジョンソンさんはBuzzFeed Lifeに語った。