「激しさに恐怖を覚えた」 宮城県の川が逆流、映像が津波の恐さを訴えかける

    仙台では1.4mの津波を観測した

    11月22日午前5時59分ごろ、福島県沖で発生したマグニチュード7.4の地震で、気象庁は福島県と宮城県の沿岸に津波警報を出した。

    午前8時すぎには仙台港で1.4mの、岩手県から伊豆諸島まで各地で津波を観測している。

    宮城県多賀城市の砂押川が逆流した様子が、Twitterに複数アップされ、話題となっている。

    #津波観測 #危険 #鬼拡散希望 これはまじでやばい 近くで見ると津波って普通にやばいよ

    撮影者とともに現場にいたという男子高校生のあつやさんは、BuzzFeed Newsの取材に「思っていたよりも流れが強く、激しいものだったので恐怖を覚えました」と話す。

    「当時、現場にはサイレンの音が響いており、津波を撮影しようとする人達が少々いました」

    「私も津波を見ていたのでなんとも言えませんが、川に近づいてる時間があるのならばもっと迅速に避難するべきであると考えました」

    「1m程度の津波など大したことがないと考えがち」だとあつやさんは言う。彼自身も恐怖を覚え、海岸から離れたところにある自宅に避難したという。

    この映像も砂押川の様子だ。映像ディレクターの郷古哲哉さんがTwitterにアップした。

    気象庁は午後0時50分、すべての津波注意報、警報を解除した。今後1週間はマグニチュード7級の地震が発生するとして、注意を呼びかけている。