新宿駅に煙が充満、一時騒然 「重油のような臭いがした」

    山手線が運転を見合わせたが、すでに再開している。

    8月28日午後2時20分ごろ、JR新宿駅構内に煙が充満し、一時列車の運行が見合わせになるトラブルがあった。工事用の重機が倒れたという情報があるが、けが人などはいない模様。JR東日本が情報収集を進めている。

    JR東日本広報部によると、このトラブルにより、山手線が一時運転を見合わせたが、列車の運行には支障はないことが確認され、午後2時39分に運転を再開した。

    Twitter上には煙がホームや構内に充満し、口を抑えながら走っている乗客など、騒然とした新宿の様子が投稿されている。

    新宿駅にいた乗客の男性は、BuzzFeed Newsの取材に対し、「ホーム上は煙を避けて端に利用者が固まった状態でしたが、落ち着いており混乱した様子は見られませんでした」と語った。

    午後2時22分頃に火災報知器が発報し、ホームに白っぽい煙が立ち込めたという。煙は重油のような臭いで、当初は「新宿駅の工事現場で火災発生」とアナウンスされていたが、その後すぐに重機転倒によるものと訂正されたという。

    また、付近に居合わせたBuzzFeed Newsの記者によると、山手線内では「工事現場の重機が倒れて煙が舞ったとの情報が入っている」とのアナウンスがあった。

    新宿から代々木駅に到着した山手線内には「ゴムが焼けてるみたいな臭い」が充満していたという。

    JR東日本広報部にも「重機が倒れた」という情報は入っており、真偽も含めて状況を確認している。午後3時前現在でけが人などの情報は入っていないという。