米大統領選で、トランプ氏の当選がほぼ確実になった。世界の株価が急落するなど、政治経済に影響が広がっている。予想を覆す展開の中で、民進党の木内孝胤・衆院議員が、こんなツイートを連投していた。
このツイートの前には民進党議員同士で、こんなやり取りも。
すると、木内議員は、高めなテンションを維持したまま、こう返信した。
「呑気な話をする与野党議員が多いのも事実」
木内氏は、このユーザーに「呑気なのではない。チャンスなのです」と強調した。
日本を敵視するような発言や、女性を蔑視する発言など物議を醸してきたトランプ氏。「民進党に追い風!」という観点だけで語りうるのか。
例えば、トランプ氏は日本について、過去にこういう発言をしている。
「われわれは日本が関税ゼロで数百万の自動車を売るのを許している。彼らと貿易取引はできない。我が国はひどい目にあっている!」
「(日米安全保障条約は)アメリカにとって不公平だ」
木内氏が、トランプ政権をどのように民進党の「チャンス」とするのか。それは、日本にとっての「チャンス」なのか。