PerfumeがTVドラマ初主演!テレ東が一年かけて口説き落とす【3人のコメント全文】

    テレ東で2夜連続放送。

    テクノユニット「Perfume」の3人が、地上波ドラマで初主演を務める。

    テレビ東京のドラマスペシャル「パンセ」に出演する。3月31日(24時52分〜25時23分)、4月1日(25時15分〜25時45分)の2夜連続放送。パンセはフランス語で「三色スミレ」の意味だ。

    ドラマのオリジナル脚本は、「野ブタ。をプロデュース」「セクシーボイスアンドロボ」「Q10」などを手がけてきた木皿泉氏が担当した。

    あらすじ

    OLの“どんちゃん”(あ〜ちゃん)、実家の家業手伝いの“おかみど”(かしゆか)、フリーターの“のりぶう”(のっち)。

    小学校の時に帰り道が一緒で仲良くなった三人の女の子が、非日常を求めて、洋館を買うことになった。

    昔から気になっていた憧れの洋館。不動産屋さんに交渉をすると・・・びっくりするくらいの格安。ただし条件があって、“力丸”の面倒を見ること。

    三人は二つ返事で快諾し、ついに引っ越しの日を迎える。噴水のある素敵な洋館――。うっとりする三人――。だがそこには、大きな、大きな落とし穴があった!

    「夢ってなんだった?」「働くってどういうこと?」「死ぬとどうなる?」

    三人の女の子を通して見えてくる摩訶不思議な物語。

    Perfumeコメント全文

    あ〜ちゃん

    17 年 Perfume として、歌しかやって来なかった私達。お話を、今のタイミングで持ってくるテレ東さんは本当に変わってるな、と思いました(笑)。

    若いころレッスンを受けていたと言っても、演技を急にやるなんてその道のプロの方に申し訳ないし、自信ないし...一年にもわたる口説き落としでした(笑)。

    粘り強い!!阿部さんと後藤さんに感謝です。木皿さんが当て書きしてくださった本はまた面白くて、不思議で、そして私達の芯を捉えてくださっている役柄で、「もしも私達三人が Perfume じゃなかったら」という想像ができるような作品になりました。

    どんちゃん、おかみど、のりぶうが笑いあってるシーンはもう Perfume です(笑)。

    こんなとこでも出るんだなぁ、と嬉し恥ずかし...17 年の賜物だなぁとも思いました。ドラマ「パンセ」。

    それでも一生懸命やらせていただきましたので、Perfume の活動の思い出の1つに見てください。ちょっと、恥ずかしいけど(笑)。

    かしゆか

    今回初めてドラマの主演をさせていただくことになりました...っていうこの言葉自体に緊張してます!!!(笑)

    最初に脚本の木皿泉さんやスタッフさんからお話を頂いた時、信じられなくて私たちがやってもいいんだろうかと不安でいっぱいでした。でもこんなチャンスをいただけることは今後ないかもしれない!

    そして是非!と言ってくださる方々がいる!その想いを信じたい、と挑戦させていただくことになりました。

    撮影している時はワクワクと緊張が入り混じり、音声さんに心音がすごく聞こえると言われるほどにドキドキしていました(笑)。

    共演してくださった方々やスタッフさんの優しさに助けられあっという間に撮影を終えました。

    いつも見ている Perfume のような、だけど違う三人が現状や将来に悩み、何かを変えたくて動き出す。どこか切ないけれど笑えて優しくなれる、そんなドラマになっているのであたたかく見守っていただけると嬉しいです。

    未知です...。未知です。

    驚きましたか?いや、それ以上に!私が!驚いています!!

    木皿泉さんが、私たち 3 人へお話を書いてくださるらしいぞと聞いた日から、お話をお受けするまで。

    こんな幸せな事は二度とない!が、音楽畑の私たちが足を踏み入れてよい世界なのか云々、3 人で悩みに悩みに悩みました。

    やろう!と手を取り合ってからは、楽しみながら苦しみ、懸命に取り組ませていただきました。

    本当に素敵な脚本で、読めば読むほど好きになります。私たちから生まれた物語。一生の宝物です。

    Perfume らしい空気感、なのに少しだけズレた世界線の 3 人、としてみると不思議。楽しいです。へへ。

    素敵な方達に囲まれて一緒にものづくりできたこと、とっても幸せです。

    なかなか決断できなかった私たちを、粘り強く口説きおとしてくれた、プロデューサー阿部さん後藤監督をはじめ、木皿泉さん、支えてくださった皆さま、ありがとうございました!大好きです!