カラムーチョ、すっぱムーチョなど… 湖池屋の“ポテチ”生産工場が浸水、「品薄」の恐れも

    台風10号の影響。

    台風10号の影響が「カラムーチョ」にも。

    カラムーチョやすっぱムーチョ、定番のポテトチップスシリーズなど、湖池屋のポテトチップス製品を生産している北海道の工場が、浸水により操業を停止している。再開の目途は未定だ。

    工場は、湖池屋が業務提携している、北海道富良野市の「ふらの農業協同組合」が運営する「シレラ富良野工場」。

    工場が立つ南富良野町幾寅地区は、8月31日、空知川(そらちがわ)の堤防の一部が決壊し、広い範囲が水に浸かった。

    湖池屋によれば、今後、自社工場である関東工場、関東第二工場、京都工場で、生産可能な製品を代替生産する。

    「工場の被害状況や、代替生産する製品を精査しています」と、現状をBuzzFeed Newsに説明する。

    代替生産で、「品薄」になる可能性はあるか。湖池屋は「精査しています。ただ、まったく影響がないとは言い切れません」と語る。

    ただ、上述したカラムーチョなどの主力製品は、3つの工場でも生産できるという。

    TwitterやFacebookでは、「買って応援したい」という声があがっている。一方で、「品薄が深刻になり、逆に迷惑なのでは」との懸念も。

    これに対して、湖池屋は直接的なコメントは控え、次のように述べた。

    「応援していただけることは、とてもありがたいです。一日でも早く復興できるように、一所懸命に対応していきます」