知る人ぞ知る、傑作SF漫画家の自費出版作 幻想科学諜報マンガ『インコンニウスの城砦』

    電子版のみの公開。

    SFアクションの『キヌ六』、日常系SFの『ベントラーベントラー』を月刊アフタヌーンで連載していた漫画家・野村亮馬さんの新作『インコンニウスの城砦』がKindleストアで1月2日に発売されました。価格は390円。

    今回の『インコンニウスの城砦』は自主制作作品であり、電子版のみの公開です。

    物語の舞台は、氷に覆われた星。科学と魔術が拮抗する世界で、北半球と南半球の人々は、比較的温暖な赤道地帯を得るために争いを続けていました。

    少年・カロは南半球側の密偵として、北半球が開発している「56号移動城砦」に潜り込み、工廠(こうしょう)の作業員として働きながら情報を集めます。

    科学と魔術、スチームパンクとファンタジー、諜報と決戦、信頼と裏切り、ヒゲのおっさんとメガネ女子……。

    本作は1巻完結のようです。ストーリーに触れると盛大にネタバレしてしまいそうなので、だいたいこんな世界観、というのを写真でご覧ください。

    こんな街並み

    こんな工場

    こんな格好もする

    タコっぽいなにかも登場

    冒頭で述べた通り、価格は390円ですが、Kindle Unlimited会員であれば無料で読めます。

    続編出てほしいな〜。