TOKIOが捕まえた「超貴重生物」ラブカって何? どれぐらい貴重?

    東海大で研究が進んでいるという。

    人気アイドルグループ「TOKIO」が深海サメ・ラブカを捕獲したことが話題を呼んでいる。オリコンニュースは5月13日「TOKIO城島&山口“幻の古代サメ”捕獲 『鉄腕!DASH!!』で再び超貴重生物を発見」と報じた。この模様は5月14日に放映されるという。

    「ラブカ」とは、どういった生物なのか。

    東海大学海洋科学博物館の研究サイトによると、ラブカは「原始的なサメの特徴をよく残していることから『生きた化石』と呼ばれ」ている。

    「水族館では、たびたび底曳網や刺し網、サクラエビ漁で混獲された個体が展示されますが、数日で死亡する事例がほとんど」だ。ラブカは水深500メートル以深に生息しており、水圧のない環境では肝機能がうまく働かないと考えられているという。

    静岡県沼津市にある沼津港深海水族館は、ラブカを捕獲するとTwitterで報告、館内で展示している。最近は、けっこうなペースで展示がされているようだ。

    2016年10月。

    2016年11月。

    2016年12月に捕獲された際は、7日間にわたって展示された(生き延びた)もよう。

    ラブカ展示7日目の閉館をもって展示を終了することになりました😣

    2017年1月。

    2017年1月18日、展示の様子。

    2017年3月に捕獲したメス(その後死亡)の体内には、受精卵があったという。

    元気なラブカの赤ちゃんを展示公開してます💛

    ラブカの表皮は「サメとは思えないほど心地いい」そうだ。

    ラブカの表皮は、サメとは思えないほど心地いい質をしている。羅紗(らしゃ)鮫(ふか)から名前が付いたことが頷ける。触れるのは明日まで

    過去には食べたりもしている。刺身にしても、塩焼きにしても「うまい」らしい。

    塩焼きにして食べてみた。う、うまい!ふっくらとして程よく脂がのっている。

    沼津港深海水族館のラブカの展示状況は、ウェブサイトやTwitterアカウントで報告されている。生きているラブカを見たい人は、チェックするといいかもしれない。