24日午後5時ごろ(日本時間の24日午後7半ごろ)、ミャンマー中部でマグニチュード6.8の地震が発生した。世界的な仏教遺跡で観光地として有名な「バガン遺跡」にも一部倒壊などの被害が出た。
強い揺れで粉塵に覆われた仏塔
一部倒壊したバガン遺跡
子供2人を含む3人の死亡が確認されている。倒壊した家屋の下敷きになっている住民が多くいるとみられ、今後、死傷者数は拡大する恐れがある。
バガン遺跡はイラワジ川中流の平野に広がる仏教遺跡で、2〜3千もの仏塔(パゴダ)が立ち並んでいる。ミャンマー政府によると、この地震で11世紀から13世紀にかけて建設された仏塔約100塔に被害が出たという。