人気ステーキ店の“困惑キャンペーン”まさかの参加者続出で大盛況。「お店入ったら師匠と呼ばれる」「終始特別対応」

    やっぱりグループ本部によると、4月18日(月)までの5日間で25組30人がハンバーグ師匠になりきったという。アップデート:4月24日(日)までの10日間で72組103人が参加。期間を4月30日(土)まで延長することが決定した。

    人気ステーキチェーン店の「やっぱりステーキ」に、カウボーイハットにチェックシャツ、ジーンズを着用した人物が相次いで出現している。

    カウボーイハットの人物は、店員さんに向かって「俺だよ俺、ハンバーグだよ!」と元気よく申告しているという。いったいなにが……。

    実はこれ、「やっぱりステーキ」が展開する追加ハンバーグ(替えバーグ)の無料キャンペーンによるもの。

    無料替えバーグの条件は、お笑いコンビ「スピードワゴン」の井戸田潤さん扮する「ハンバーグ師匠」になりきることだ。

    つまり、カウボーイハットにチェックシャツ、ジーンズを着用した上で「俺だよ俺、ハンバーグだよ!」と元気よく申告しなければならない。

    コスチュームを集めるだけでもハードルが高い上に、ハンバーグ師匠の一発ギャグまで要される。

    ネットでは、その条件の厳しさをツッコんだ「想像よりハードル高すぎて笑う」というツイートが3.7万以上リツイートされた。

    このまま一過性の盛り上がりで挑戦者が現れないまま終わるのか。そう思いきや、多くのハンバーグ師匠が店に訪れた。

    「やっぱりステーキ」を運営するやっぱりグループ本部の広報によると、4月14日(木)の開始から21日(木)までの7日間で、把握しているだけで47組59人が参加したという。

    ハンバーグ師匠なりきりキャンペーン開催中! ご来店いただいたハンバーグ師匠をご紹介✨ ノリノリでご参加いただき、ありがとうございます! まだまだハンバーグ師匠のご来店お待ちしておりますので、ぜひご参加ください😆 #やっぱりステーキ #1000万食突破キャンペーン https://t.co/9t7lkyJzIQ

    Twitter: @yapparisteak

    Twitterに投稿されている参加者によると、「終始特別対応でハンバーグ師匠と呼ばれる」「着こなしがおしゃれですねと言われ大満足」「協力いただいた店の関係者及び 客の方々に感謝 お世話になりました」など、満足げな感想が見られる。

    今回の注目のきっかけとなった「ハードルの高さ」。広報担当者は、そこにはコロナ禍で厳しい外食産業への思いがあったと話す。

    キャンペーン開始後、「やっぱりステーキ」のホームページなどの閲覧数は通常時の約3倍に。広報担当者は、このまま最終日まで盛り上げていくと意気込む。

    UPDATE

    やっぱりグループ本部が把握しているだけで、4月21日(木)までの7日間で47組59名が参加したという。

    UPDATE

    4月24日(日)までの10日間で72組103人が参加。期間を4月30日(土)まで延長することが決定した。