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これはヤバい…! 天才音楽家が作る「美しすぎる楽曲」たち

平成から生まれた魅力的な音楽とは?

中毒性のある、不思議な音楽を作る作曲家がいる。

Yuya Yoshida / BuzzFeed

サクライケンタ、34歳。

アイドルグループ・Maison book girl(メゾンブックガール)のトータルプロデュースと楽曲の作詞作曲を手がけている。

彼の作る音楽は、広くは知られていない。

だが、熱心な音楽ファンの間では、こんな風に言われ続けている。「天才」「もっと評価されるべき」

「とても美しい傑作ですね」

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▲「karma」

「自分のアンテナの性能の低さを痛感してます、これ程のアイドルが居たとは」

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▲「lost AGE」

あるレコード会社の社員はこう話す。

「自分のレーベル以外のアーティストですごいと思うのは、Maison book girl」

「特にプロデューサーのサクライケンタさんの曲は、聴いたことのないような音楽。今どき、こんなオリジナリティのある曲を作れる人はいない。うらやましいですね」

一方で、彼の曲を初めて聴いた人は、こうも言う。「リズムが変、ノリづらい」「世界観が独特すぎてよくわからない」

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たしかに筆者も最初、同じことを思った。

彼の曲には、「変拍子」と呼ばれる独特のリズムが使われているため、ノリづらい。

この、かゆいところに手が届きそうで届かないもどかしさが、心地よくも感じるようになるのだ。

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▲「bath room」

サクライが音楽ファンの間で評価されるようになったきっかけは、かつてプロデュースしていたアイドルプロジェクト「いずこねこ」だ。

ekoms / Via amzn.to

2011年、多くのアイドルグループが乱立していた時代。

サクライは、ソロシンガーの茉里と共に「いずこねこ」をはじめた。

「2011年の終わりぐらいに初めてCDを手売りしたんですが、その翌年には『TIF』(国内最大級のアイドルイベント)に出れるくらいまでになって」

「割とすぐにうまく進んでいきましたね。すごく手応えを感じていました」

その言葉通り、いずこねこはインディーズでありながら、ソロアイドルとしてトップクラスの人気を獲得。

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▲「BluE」

注目のソロアイドルとして、音楽誌やメディアに取り上げられるほどだった。

サクライが描く、暗く救いのない鬱々とした世界観と、現代を感じさせるポップな音楽性。

そして、それを麻里が明るく歌い上げるギャップは、当時から高く評価されていたのだ。

だが、その栄光は長くは続かなかった。人気絶頂の中、サクライのうつ病が悪化。2014年8月、いずこねこは突然幕を閉じた。

Yuya Yoshida / BuzzFeed

「もともと20代前半くらいからうつ病とパニック障害を併発していたんですが、薬でおさえながら活動をしていました」

「仕事も普通にできるし、日常生活に支障もなかった。だから、大丈夫だと思ったんです。でも忙しくなってきて、突然、キャパオーバーになってしまいました」

そんなサクライがうつ病を克服し、新たにはじめたのが、Maison book girlだ。

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サクライは、自分自身の人間性を彼女たちに投影。

いずこねことはまた違う、魅力的な音楽を作り上げるようになった。

その魅力は、海外にまで届いた。2018年5月にはイギリスでシングル「Karma/Bath Room」をリリースし、ライブツアーを開催した。

Yuya Yoshida / BuzzFeed

6月には、ポニーキャニオンより最新シングル「elude」をリリース。

収録曲の「レインコートと首の無い鳥」は、電子マンガサービス「ピッコマ」のCMソングに起用された。

同曲のYouTubeのコメント欄には、これまで以上に賞賛の声が上がっている。

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「なんとも言えない感情の波に飲み込まれている。ここまで恐ろしいと思った曲はそうそうない。すごいじゃなくて、おそろしい。脳内で処理が追いつかない。凄みを恐怖と感じさせる」

いったい、そんなMaison book girlの根源にあるものは何なのか。サクライは少し考え、こう語った。

「音楽的なことを言えば、クラシックとポップスを混ぜて、聴きやすいように調整することで成立させています」

そんなMaison book girlの楽曲は、Apple MusicSpotifyなどのサブスクリプションでも配信中だ。

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なにが「遊び」なのかは、人それぞれ。ゲームをしたり、写真を撮ったり、どこかへ出かけたり。つまらないと感じることでも、ある人の視点を通すと、楽しくなって、それが「遊び」に変化することもある。「遊び」には、限界がないのです。BuzzFeed Japanは、人それぞれの「遊び」を紹介し、平成最後の夏を思いきり楽しむ!