HIKAKIN、新型コロナで1億円寄付。医療従事者に特化した寄付窓口立ち上げ

    「Yahoo!基金」と協力し、「命を守る人を支えたい コロナ医療支援募金」を立ち上げた。

    新型コロナウイルスの感染拡大を受け、人気YouTuberのヒカキンさんが5月21日、医療従事者への支援・感染リスク低減を目的とした取り組み「命を守る人を支えたい コロナ医療支援募金」を立ち上げた。

    Yahoo! JAPANが運営する非営利団体「Yahoo!基金」と協力し、この日から6月30日までの間、寄付を受け付けている。

    同日、自身のYouTubeチャンネルで動画も公開。自らも1億円を寄付し、今回の寄付窓口立ち上げの経緯や寄付の方法を解説している。

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    きっかけは医療従事者からのDM

    ヒカキンさんは、これまでも動画やSNSで新型コロナウイルスに関する情報を発信してきた。4月10日には「多くの方に正確な情報を届ける」という思いから、東京都の小池百合子都知事と対談。若い世代が抱く新型コロナウイルスに関する疑問をぶつけ、動画の再生回数は1000万回を超えている。

    こうした活動の中で、ヒカキンさんのもとに様々な新型コロナウイルスに関する声が届くようになった。その中でも、医療従事者からの現状を伝えるダイレクトメールが、今回の寄付窓口立ち上げのきっかけの1つにとなったという。

    「YouTuberの本気とネットの本気を出し切りたい」

    集まった寄付金は、下記の使い道が提示されている。

    1.東京都などの自治体を通じて、医療現場にマスクや消毒液、防護服などの医療用品を配布

    2.医療従事者のニーズに応じた活動を行うNPOへの支援

    3.感染防止の活動を行うNPOへの支援

    2と3は、「Yahoo!基金」が行う新型コロナウイルスに関する助成プログラムへの応募団体が対象となる。

    詳しい使途は決まり次第、特設ページやYahoo!基金のホームページ、Yahoo!基金のTwitterアカウントを通じて報告される。