あの吉野家が被災地の救世主に 千葉の停電エリアで移動販売を実施

    台風の被害を受けた千葉県富里市に吉野家が移動販売車「オレンジドリーム号」を派遣。牛丼の各サイズを販売している。

    首都圏を直撃した台風15号の影響で、停電や断水が続く千葉県富里市。

    牛丼の吉野家も「吉野家296号富里店」などで店舗を開くことができない状況に追い込まれた。そこで、移動販売車を現地に派遣し、「助かります」「ありがとう」「素晴らしい」といった歓迎の声がSNS上で相次いでいる。

    9月10日から、移動販売車「オレンジドリーム号」で、牛丼の各サイズを販売。この日だけでおよそ500食を提供した。「オレンジドリーム号」は、1回の給水で最大1000食の提供が可能だ。

    時事通信

    2016年、熊本県益城町の避難所で行われた移動販売車による牛丼の炊き出しの様子。

    吉野家の広報担当者はBuzzFeed Newsの取材に対し、「交通事情や水の確保が可能かどうかを踏まえ、9月10日朝に富里市への派遣を決めた」と語った。

    今回派遣されたものと同型の移動販売車は全国に5台、東京・仙台・大阪・福岡の各都市に配備されている。一回り小さなサイズの移動販売車もあり、東京に3台配備しているという。

    通常、オレンジドリーム号はイベントなどでの牛丼販売のために稼働する。だが、緊急時には災害支援も行っていると広報担当者は言う。これまでも、東日本大震災や熊本地震の被災地で牛丼を無料で提供してきた実績がある。

    富里市へのオレンジドリーム号の派遣は「ライフライン復旧まで」。「吉野家296号富里店」の営業が再開次第、移動販売車の稼働は終了予定だという。


    Contact Yuto Chiba at yuto.chiba@buzzfeed.com.

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