すべては震災を経験したからこそ。台風禍の宮城県丸森町では炊き出しも

    現在、丸森町ではボランティアセンターは設置されていない。そのためボランティアを希望する人は注意が必要だ。

    台風19号の影響を受け、町の中心部が水没した宮城県丸森町。救出活動がいまも続く一方で、泥のかき出し作業なども進んでいる。

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    10月とはいえ、丸森町の気温は低い。気象庁の予報では夜には11度まで冷え込む見込みだ。

    孤立が懸念されていた同町筆甫地区にも、アクセスが確保できている、とある男性はBuzzFeed Newsの取材に答えた。

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    丸森町筆甫地区のFacebookページでは「福島県伊達市梁川町白根地区の松坂峠から地区へ入ることができます」という一文を確認できる。

    現在も電気・水道・電話は使えないとのことだ。

    炊き出しには行列が。

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    岩手県一関市で営業するレストラン「かぶらや」は14日正午、丸森町旧金山保育所でご飯と汁物の炊き出しをした。

    この日提供したのは約150食。炊き出しの前には多くの人が列をなした。

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    炊き出しをするため、レストランは臨時休業に。2011年の東日本大震災を一関で被災したオーナーの松本数馬さんは「震災を経験していたからこそ、早急な支援が必要だとわかっていた」とBuzzFeed Newsの取材に答える。

    丸森町では断水も続いている。そのため調理のための水とは別に一ノ関の有志からペットボトル150本の水を調達して、現地入りをした。

    久しぶりに温かいものを口にして、「早くきてくれて、ありがとう」と声をかけてくれる人もいたという。

    「今日1日、現場を見て、泥をかき出すところから作業を始めていることを知りました」と松本さんは語る。

    「復旧が少しでも早く進むように、うちとしても継続的に支援を行う予定です」

    ボランティアセンターはいまだ未開設、ボランティア希望者は注意を。

    丸森町では依然として行政機能が止まっており、様々なアナウンスや避難生活は行政区の単位でそれぞれの区長のもと取り仕切られているという。

    救助活動のために、秋田県や山形県など近県からも消防隊が駆けつけている。

    しかしまだ町内にボランティアセンターは設置されていない。

    ボランティア希望者を受け入れる組織作りがまだ進んでいないからだという。

    丸森町でボラティアをしたい場合は、注意が必要だ。

    Contact Yuto Chiba at yuto.chiba@buzzfeed.com.

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