すべては震災を経験したからこそ。台風禍の宮城県丸森町では炊き出しも

    現在、丸森町ではボランティアセンターは設置されていない。そのためボランティアを希望する人は注意が必要だ。

    台風19号の影響を受け、町の中心部が水没した宮城県丸森町。救出活動がいまも続く一方で、泥のかき出し作業なども進んでいる。

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    丸森町筆甫地区のFacebookページでは「福島県伊達市梁川町白根地区の松坂峠から地区へ入ることができます」という一文を確認できる。

    現在も電気・水道・電話は使えないとのことだ。

    炊き出しには行列が。

    ボランティアセンターはいまだ未開設、ボランティア希望者は注意を。

    丸森町では依然として行政機能が止まっており、様々なアナウンスや避難生活は行政区の単位でそれぞれの区長のもと取り仕切られているという。

    救助活動のために、秋田県や山形県など近県からも消防隊が駆けつけている。

    しかしまだ町内にボランティアセンターは設置されていない。

    ボランティア希望者を受け入れる組織作りがまだ進んでいないからだという。

    丸森町でボラティアをしたい場合は、注意が必要だ。