プロポーズ直後に指輪を紛失… ダメかと思ったそのとき、Twitterで奇跡が起きた

    旅行先のニューヨークで紛失した指輪は、海をまたいで持ち主のもとへ。ありがとう、Twitter!

    NY市警が12月1日につぶやいたこのツイートが、あるカップルの危機を救うことに。

    WANTED for dropping his fiancée’s ring in @TimesSquareNYC! She said Yes - but he was so excited that he dropped the ring in a grate. Our @NYPDSpecialops officers rescued it & would like to return it to the happy couple. Help us find them? 💍 call 800-577-TIPS @NYPDTIPS @NYPDMTN https://t.co/tPWg8OE0MQ

    11月30日、プロポーズをして渡されたばかりの指輪を女性が紛失。慌ててNY市警に通報し、捜索するもそのタイミングで見つけることはできなかった。

    しかし翌朝、警察官が再度周辺を捜索したことを無事に指輪を発見。一件落着かと思われたが…なんとカップルは名前や電話番号など個人情報を警察に明かしていなかった。見つかった指輪を持ち主に届けるためのチャレンジがスタート!

    持ち主を探すためのヒントは、監視カメラの映像のみ。落とした指輪の写真も投稿し、NY市警は情報提供を求めた。

    Here’s a photo of the ring our officers recovered (and cleaned!) Call 1-800-577-TIPS or DM @NYPDTips if you know the happy couple so we can return it to them! https://t.co/hzFXxuMVJW

    みんなが諦めかけていたそのとき、奇跡が起きた。

    @NYPDnews @TimesSquareNYC @NYPDSpecialops @NYPDTips @NYPDMTN Thank you so much @NYPDnews and everyone for sharing and reuniting me with my ring! Proposal was in Central Park and fell off over the drain! Thought was gone forever! Can’t thank officers enough!❤️

    「もう一生戻ってくることはないと思っていた。ありがとう!」と感謝のメッセージを投稿した女性。

    なんと指輪の持ち主にツイートが届いた!

    指輪の持ち主はイギリスから旅行でNYを訪れていた。

    指輪の持ち主はイギリス・ピーターバラに住むダニエラ・アンソニーさん。BBCによると、彼女はボーイフレンドのジョン・ドレナンさんと交際10年を記念した旅行でニューヨークを訪れていた。

    ジョンさんはBBCに、指輪を丸2日間ポケットに入れてプロポーズにベストな「その時」を待ち続けていたと明かした。セントラルパークでプロポーズをしたジョンさん。無事に成功するも、指輪のサイズはダニエラさんの指には少しだけ大きかった。

    「サイズが大きくて上手くはまらなかったので、外そうとしたんです。でも、どうしても指輪をはめて欲しいって彼が言うので」とダニエラさんは当時の状況を振り返った。その直後に、指輪を落としてしまった。

    「指輪が見つからず、私たちは泣く泣くその場を離れるしかありませんでした。せめてニューヨークでの残りの時間は楽しいものにしようと心を決めたんです」とジョンさん。

    しかし、彼らを待ち受けていたのは思わぬ奇跡だった。

    実はTwitterを使っていなかった2人。

    Thank you, Twitter. Case closed! Love, John, Daniella, and the NYPD.

    ジョンさんとダニエラさん、2人はTwitterを利用していなかった。しかし、ある友人がNY市警のツイートを発見し、彼らに声をかけてくれたという。

    12月3日、NY市警は「Twitter、ありがとう!これで一件落着」という言葉と共に指輪を取り戻した2人の写真をツイート。海をまたいで、持ち主へ指輪を届けるチャレンジは無事終了した。