関東甲信地方の一部では警報級の大雪に。事故につながるアイスバーンに注意

    今夜から明日朝にかけて東京23区でも積雪のおそれが。交通への影響や路面の凍結などに注意が必要だ。

    関東甲信地方では、1月28日にかけて山沿いを中心に平野部の一部でも警報級の大雪になると気象庁が発表。

    【大雪による交通障害に警戒】低気圧の影響でこれから西日本を中心に大荒れの天気になります。関東甲信地方では、28日にかけて、山沿いを中心に平野部の一部でも警報級の大雪となり、東京23区でも積雪のおそれがあります。最新の気象情報の確認が大事です!

    低気圧の影響で西日本を中心に大荒れの天気に。今夜から明日にかけては関東甲信地方でも雪が降る予想だ。

    28日朝6時までに予想されている降雪量は多いところで、山梨県・長野県の両県で30cm、神奈川県・群馬県で20cm、埼玉県・栃木県で15cm。埼玉県・山梨県・長野県では1月27日午後6時過ぎから大雪の警報級となる可能性が高いと発表されている。

    気象庁は交通への影響、路面の凍結などに注意をするよう呼びかけている。

    降雪時に役立つノウハウを警視庁が発信

    降雪時に役立つ情報をまとめ、発信しているのが警視庁警備部災害対策課だ。

    27日、都内でも降雪が予想されていることをうけ、警視庁警備部災害対策課の公式Twitterアカウントは「交通機関に影響が出る可能性もありますので、最新の気象情報を確認するようお願いいたします」と発信した上で、「降雪時に役立つツイッターまとめ」を投稿した。

    「雪道で滑らない歩き方のコツ」

    今冬は東京でも積雪が多く、雪道で転倒する人も多いと思います。私は東北の雪国出身ですので、今回は「雪道で滑らない歩き方のコツ」を紹介します。 また、積雪すると交通機関が遅延・麻痺したりしますので、時間に余裕を持って外出するのが大切です。

    靴に装着できるゴム製のスノースパイクも

    先月の都内の大雪では転倒し怪我をする事故が相次ぎました。私も以前雪道を運動靴で歩いていて滑って転倒したことがあります。痛い思いは嫌なので、天気予報で雪が降りそうな日はいつも靴に装着できるゴム製のスノースパイクを携帯しています。軽いしスペースもとりませんので持ち運びも問題なし。

    ブラックアイスバーンにも注意

    関東で初雪が観測され寒さが厳しくなりました。ハイドロプレー二ング現象は有名ですが「ブラックアイスバーン」をご存知ですか?雪や雨の影響で路面に「薄い氷」の膜ができた状態のことで、危険なのは一見すると濡れた路面に見える点です。事故防止のため運転手も歩行者も気をつけたいですね。

    積雪した際、注意が必要なのは「ブラックアイスバーン」だ。

    JAFによると、このブラックアイスバーンは雪のない路面に薄い氷が張った状態のこと。一見すると単に路面が濡れているだけのように見えるため、思わぬ事故につながりやすい。

    濡れた路面とブラックアイスバーンを見分けることは非常に難しい。運転をする際、そして歩行する際には注意が必要だ。

    今夜から明日朝にかけては公共交通機関にも影響が出る可能性がある。最新の気象情報や各社が発表する運行情報の確認するとともに、時間に余裕を持って行動する必要がある。