【悲報】10月の祝日はゼロ!今年は「体育の日」がありません。

    これまで10月第2月曜日に設定されていた「体育の日」が今年はありません。次の祝日は11月3日の「文化の日」です。

    昨年まであった「体育の日」がなくなり、2020年10月の祝日がゼロになることを知っていますか?

    これは本来であれば、今年開催されるはずだった東京五輪の影響。「体育の日」の名前は「スポーツの日」に変わり、さらに2020年限定で7月24日に移されていたのです。

    新型コロナウイルス感染拡大の影響で五輪は延期になりましたが、祝日だけはそのままになってしまいました。では、次の祝日はいつなのでしょうか。

    2018年6月20日に公布された「国民の祝日に関する法律の一部を改正する法律」により「スポーツの日」に名前の変わった「体育の日」。

    法律の施行は2020年1月1日のため、「体育の日」が存在したのは2019年10月14日が最後となりました。

    また、今年は特例として、オリンピックの開会式が開かれることが予定されていた7月24日が「スポーツの日」に指定されていました。

    そのため10月の祝日がないという異例の年に。次の祝日は、11月3日火曜日の「文化の日」です。

    「体育の日」の歴史を紐解くと…

    「体育の日」は今でこそ10月第2月曜日に制定されていますが、2000年までは10月10日に定められていました。

    「体育の日」が誕生したのは1966年。1964年に開催された東京五輪の開会式が10月10日だったため、それを記念したものです。

    1964年のオリンピックでは、なぜ10月10日が開会式の日程に選ばれたのか?背景には、日本の気象の歴史の中で晴れが多いという特異な日付であったことが挙げられます。

    気象庁の発表によると東京で「体育の日」に1mm以上の雨が降った回数は、1966年から2018年までの52年間でわずか9回。1964年10月10日も晴天でオリンピック開幕を迎えました。

    五輪延期で来年はどうなる?

    東京五輪の1年延期が決まりましたが、来年の10月はどうなるのでしょうか?

    実は、まだ決まっていません。5月の通常国会に提出されていた法改正案では、今年と同様7月に「スポーツの日」が移され、10月は祝日がゼロになるとされていますが……。

    実はこの法案、まだ審議が終わっていません。内閣府の担当者はBuzzFeed Newsの取材に対し「国会が開かれない限りは未定です」と話しています。