汚れた筆をラクに洗う、天才的な自作グッズがTwitterで話題です。
やったのすけくんさん(@yattanosuke)が、習字の筆洗い用のアイテムを使っている動画をTwitterに投稿したところ、7千回以上リツイートされ、2.3万を超える「いいね」が集まりました。
「これはナイスアイデアですね👍」「さっそくまねて作ってみます」と大きな反響が寄せられています。
妻が作った、子供の習字の筆洗い用のアイテムに感心
動画に出てくるのは小学2年生の娘さん。
ママが作った習字の筆洗い用のアイテムを使って、汚れた筆を洗っています。
ペットボトルを半分に切ったものを逆さまにして、飲み口の部分を排水溝にセット。
そこに水を流し込んで筆を洗えば、墨汁が飛び散ることなくストレスフリーで筆を綺麗にできます!
洗面所で墨汁がついた筆を洗うと、至るところが真っ黒になって困った経験ありますよね。
この方法を考えたママさん、天才では…。
BuzzFeedは投稿者のやったのすけくんさん(@yattanosuke)に話を聞きました。
——最初にこの動画を見たときは、なんて画期的な方法なんだと思いました。ママさんはこのアイテムをどのように思いついたのでしょうか。また、今までは筆をどのように洗っていましたか。
娘が書道を始めたころは、使い捨ての容器に水をためて妻が筆を洗っていましたが、水を流すたびに洗面所が真っ黒になっていたそうです。
その後「筆 洗い方」で検索したり、いろいろ試行錯誤したりしながら、1年くらいかけてこのアイテムを完成させました。
ひもを引っかけることで筆と一緒に干せること、ペットボトルにキャップを締めることで干すときにポタポタと水が落ちないことがポイントだと言っていました。
娘が自らの手で洗えて、干せる。これが妻が作りたかったアイテムです。
——作るのに使った材料をぜひ教えてください。
ペットボトルとビニールテープ、ビニールひもです。あとはハサミやカッター、それからペットボトルにひもを通すための穴を開ける道具くらいでしょうか。
——このアイテムを作ったときのお子さんの反応はどうでしたか。
妻は「〇〇ちゃーん、ママすごいの作ったよー」とまるで今世紀最大の大発明をしたような勢いでしたが、娘の反応は「普通」でした。
SNSでバズるよりも「あのとき娘に大きなリアクションをしてほしかった!」と妻は言っていました。
ただ、翌週からは手順を教えなくても自発的に筆を洗ってくれており、娘にとっても使いやすかったのではないでしょうか。
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ちなみに今回の「筆洗いアイテム」はママが試行錯誤の末に辿り着いたものですが、Twitterで話題になってみると「同じようなものを作ったことがある」というコメントもしばしば見られて驚いたといいます。
汚れた筆を洗って洗面所を真っ黒にしちゃった経験、やっぱりみんなあるんですね……。
投稿者の"やったのすけくん"さんは3児のパパで、YouTubeチャンネル「子供と行きたい電車スポット」「電車大好きやったのすけくん」でも活動中。ちなみに「やったのすけくん」という名前は、長男が3~4歳のころにつけてくれたのだそうです。
【サムネイル:Getty Images】