指の上にのせたちっっさい布→信じられない変貌を遂げて出来上がったのは、美しい作品でした

    小さくて可愛すぎる!

    なにこのミニサイズ!

    小さくて繊細なつまみ細工が話題です。

    つまみ細工と切り絵が趣味のこあめさん(@koame__)が、あるつまみ細工の写真をTwitterに投稿したところ、2.7万を超える「いいね」が集まりました。

    「神の手ですね✨」「凄え」「職人技がすごすぎる〜」と大きな反響が寄せられました。

    話題の投稿がこちら

    #俺が作るとこうなる ごみみたいな布があるじゃろ こうじゃ

    Twitter: @koame__

    人差し指の上にのせられた小さな布。

    それがこあめさんの手にかかると…

    素敵な作品に!

    こちらの作品は「つまみ細工」といって、小さな布を折ったりつまんだりして形作る、江戸時代から伝わる伝統工芸の作品です。

    くしやかんざしの飾りなどに使われています。

    BuzzFeedはこあめさんにお話を聞きました。

    ーーこの作品はどのようにして作ったのでしょうか。制作工程について詳しく教えて下さい。

    この作品は2020年に作ったものなのです。

    普通のつまみ細工の作り方と同じで、正方形の布を折りたたんで1つの花びらを作り、それを花の形になるように貼り付けています。

    布の大きさは2〜15mmで、1mm単位で大きさを使い分けています。

    最初にメインとなる半球の花を作り、その周りに小さな花々を詰めて作っています。

    ーー1mm単位で布の大きさをい使い分けているなんて凄いですね。完成までにはどのくらい時間がかかりましたか。

    およそ2日ほどです。

    色も考えながら作るので、悩みだすともう少しかかります。

    ーー作品のこだわった点があれば教えてください。

    小ささはもちろんのことですが、この作品は「催花雨」(さいかう)というタイトルがあり、植物の開花を促す雨をイメージして配色しています。

    雨粒のようにキラキラ光るスワロフスキーが花の隙間から見えるのがポイントです。

    ーー素敵なタイトルですね!つまみ細工をするようになったきっかけは何ですか。

    中学生の頃に布を使った小物を作りたいと思い、色々調べた中でつまみ細工を見つけました。

    手順自体は簡単なのですぐにはまってしまいました。

    アクセサリーとして加工する際に、小さいと気軽に使うことができると考え、小さなつまみ細工を作るようになりました。

    ーー投稿への反響を、どう受け止めていますか?

    大変嬉しく思います!

    つまみ細工は伝統工芸でもあります。

    私は現在、手描友禅(てがきゆうぜん)も学んでいるので、これをきっかけにいろんな伝統工芸に興味を持ってほしいです。

    こあめさんは、制作したつまみ細工や切り絵の動画を他にもTwitterに掲載しています👀

    【星海花】 昼の星空 目には見えなくても確かにあるもの #切り絵 #こあめいど

    Twitter: @koame__