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人差し指の上にのせられた小さな布。
それがこあめさんの手にかかると…
素敵な作品に!
こちらの作品は「つまみ細工」といって、小さな布を折ったりつまんだりして形作る、江戸時代から伝わる伝統工芸の作品です。
くしやかんざしの飾りなどに使われています。
BuzzFeedはこあめさんにお話を聞きました。
ーーこの作品はどのようにして作ったのでしょうか。制作工程について詳しく教えて下さい。
この作品は2020年に作ったものなのです。
普通のつまみ細工の作り方と同じで、正方形の布を折りたたんで1つの花びらを作り、それを花の形になるように貼り付けています。
布の大きさは2〜15mmで、1mm単位で大きさを使い分けています。
最初にメインとなる半球の花を作り、その周りに小さな花々を詰めて作っています。
ーー1mm単位で布の大きさをい使い分けているなんて凄いですね。完成までにはどのくらい時間がかかりましたか。
およそ2日ほどです。
色も考えながら作るので、悩みだすともう少しかかります。
ーー作品のこだわった点があれば教えてください。
小ささはもちろんのことですが、この作品は「催花雨」(さいかう)というタイトルがあり、植物の開花を促す雨をイメージして配色しています。
雨粒のようにキラキラ光るスワロフスキーが花の隙間から見えるのがポイントです。
ーー素敵なタイトルですね!つまみ細工をするようになったきっかけは何ですか。
中学生の頃に布を使った小物を作りたいと思い、色々調べた中でつまみ細工を見つけました。
手順自体は簡単なのですぐにはまってしまいました。
アクセサリーとして加工する際に、小さいと気軽に使うことができると考え、小さなつまみ細工を作るようになりました。
ーー投稿への反響を、どう受け止めていますか?
大変嬉しく思います!
つまみ細工は伝統工芸でもあります。
私は現在、手描友禅(てがきゆうぜん)も学んでいるので、これをきっかけにいろんな伝統工芸に興味を持ってほしいです。
こあめさんは、制作したつまみ細工や切り絵の動画を他にもTwitterに掲載しています👀