「ドミノが倒れているところをずっと見ていたい!」
そんな欲求をかなえてくれる夢の装置が開発されました。パタパタパタパタ……音を聞いているだけで気持ちいい……!
11月2日、永久に倒れ続ける「無限ドミノ」をX(旧Twitter)に投稿したのは、大阪大学レゴ部のヒロさん(@sugiya5298)。作品は、大阪大学で毎年開催される学園祭「まちかね祭」でお披露目されました。
回転寿司のレーンのように直進と急カーブで並べられたドミノを倒すと、パタパタと小気味のよい音を鳴らしながら倒れていきます。
半面が倒れきると、レゴで製作された土台の装置がエリアを丸ごと回転させ、地面側で重力によってふたたび立ち上がっていたドミノと入れ替えることで倒れる前の状態に復活。これが繰り返されることによって、ドミノは無限に倒れ続るというのが「無限ドミノ」の仕組みです。
メカメカしいデザインと、何よりもパタパタという気持ちいい音が特徴的で、ずっと見ていたくなる不思議な魅力がある装置ですね……!
投稿には、
💬「『無限ドミノ』と書いてあったから倒れたドミノをどうやって立てるんだろうと思ったら……その手があったか!」
💬「気持ち良すぎる」
💬「すでにBGMとしてヘビロテ中!!」
💬「これ次弾装填と復帰が一緒になってるの賢すぎる」
など、多くのコメントと、4万5000件を超える“いいね”が寄せられました。
作者にお話を聞きました
――「無限ドミノ」を製作しようと思ったきっかけはなんでしたか?
ドミノが倒れているところをずっと見ていたいという思いは前からありまして、使えそうな機構が思いついたので今回作ったというのがきっかけです。
特に直線で倒れるようなものは前例がなかった(円形のものばかりだった)ので、できるだけ直線に倒れるものを作りたかったというのもあります。
――制作にあたって、難しかったところや苦労した点などございますか?
ドミノの倒れる速さはこちらで制御できないので、どれくらいのサイズにしたら間に合うか、またどのようにタイミングを合わせるかなどを考えないといけなかった点です。
――大変多くの方から反響がありましたが、印象的だったものはありましたか?
大学の学祭で展示していた際に、「これを見るために来ました!」と言ってくださる方はいた時はとても嬉しかったです。また、「ずっと見ていられる!」といったコメントも嬉しいです。
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ヒロさんはこの装置の「起動の瞬間」も投稿しており、「個人的にかっこよくて好き」とのこと。確かに、ロボットアニメの起動シーンのようなかっこよさがあります!