9月から10月にかけて旬を迎える「シャインマスカット」を、シュワッとさせて食べる「炭酸漬け」がおいしいとネット上で話題になっています。ちょっと試しに作ってみよっと!
シャインマスカットは鮮やかな緑の果実が特徴のぶどう。「巨峰」のような大粒の実は、高い糖度とほどよい酸味でさっぱりとした味。数年前から高級果実として人気を集めていますが、2023年は低価格化が進んだことで、スーパーなどで「安く買えた」という声が聞こえるようになりました。
そんなシャインマスカットの一味違った楽しみ方として「シャインマスカットの炭酸漬け」がじわじわと注目を集めています。
用意するのはシャインマスカットと強炭酸水。瓶などの密封できる容器に、1粒ずつもいだシャインマスカットを入れて、あとは強炭酸水を注ぐだけ。フタをしっかり締めて、冷蔵庫に入れて2〜3日すると完成です。
じっくり漬けたシャインマスカットの炭酸漬けは、パリッと皮が破れて甘酸っぱい果汁が広がると同時に、染み込んだ炭酸が舌先をシュワッと刺激。気がつくと次の実に手が伸びていて、甘い、シュワッ、甘い、シュワッのループはやみつきになりますね。
これをバニラアイスと組み合わせたら……想像しただけでジュルリとヨダレが出ます。
漬ける期間は、1日(24時間)だとあまり刺激がなく、2日(48時間)だと舌先にほどよい刺激。より強い刺激を求めて3日以上漬けるのもいいですが、漬けすぎには注意が必要です。
ネット上でも「これは食べる炭酸飲料だ!」「めっっちゃおいしい…!」と好評で、実際にやってみたという投稿がたくさん見られました。中には「ジップロックコンテナの蓋密閉するとポン!って蓋が飛んで炭酸水がそこそこ冷蔵庫内に散ります」という失敗談も。やはり瓶が最適か……?
ちなみにおいしいシャインマスカットを見分けるコツは「色」なのだそうです。実は熟すと黄色がかった色に変化していき、熟したものほど果肉が甘くなり、酸味が抑えられるといいます。また、実がついた枝(軸)の色も重要で、赤黒く枯れていない緑色の若々しい枝のほうが鮮度が良いそうです(参考:ウェザーニュース)。