想像を絶する悪路を徒歩で…「涙がでてきました」「本当にありがとうございます」能登半島地震、災害派遣にあたる自衛隊員の動画が反響呼ぶ

    1月1日に発生した「令和6年能登半島地震」を受け、災害派遣の任務についている陸上自衛隊。そんな自衛隊の活動を伝える映像が公式YouTubeチャンネルで公開され、大きな反響を呼んでいます。

    能登地方に災害派遣された陸上自衛隊の活動をまとめた映像が、YouTubeで大きな反響を呼んでいます。

    動画のコメント欄では「涙がでてきました」「本当にありがとうございます」といった声も寄せられていました。

    【令和6年能登半島地震】孤立地域への物資輸送(自衛隊/中部方面隊/災害派遣)

    2024年1月1日に発生した「令和6年能登半島地震」で大きな被害を受けた石川県能登地方では、要請を受けた陸上自衛隊が災害派遣の任務についています。

    主に陸上自衛隊中部方面隊を中心に、被害が大きい地域や孤立している地域などに対し、支援物資の輸送や行方不明者の捜索など多岐にわたる活動を展開しています。

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    そんな自衛隊の活動を伝える映像が公式YouTubeチャンネルで公開され、大きな反響を呼んでいます。

    1月8日に公開された動画では、珠洲市の孤立した地域に物資を届ける任務の様子を紹介。目的地までの道路は寸断されているため、食料や水、燃料などの物資を詰め込んだバックパック(背嚢)を背負って、自衛隊員が徒歩で物資を運びます。

    【令和6年能登半島地震】孤立地域への物資輸送(自衛隊/中部方面隊/災害派遣)

    歩き出した自衛隊を待ち受けていたのは、ヒザまで浸かるほどぬかるんだ泥道。その先には大岩がゴロゴロと転がる崖、いつまた崩落が起きてもおかしくない道路など、一般人にはとても歩けそうにない過酷な行程を隊員は黙々と歩き続けます。

    無事に物資を目的地に届けた隊員は、物資の渡しつつも必要な物を聞くなど、支援活動に必要な情報収集も欠かしません。

    【令和6年能登半島地震】孤立地域への物資輸送(自衛隊/中部方面隊/災害派遣)

    雪がちらつく中で任務についた隊員たちに対して、YouTubeでは「涙がでてきました」「本当にありがとうございます」「がんばれ自衛隊、ありがとう自衛隊」「胸が熱くなりました」といったコメントが寄せられています。

    陸上自衛隊中部方面隊の公式YouTubeチャンネルでは、別日に同地域で行った徒歩輸送や衛生隊による訪問診療の様子なども紹介しています。また、X(旧Twitter)でも自衛隊が被災地で幅広い役割を担っている様子が伝えられています。

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    【活動状況㉖】
     第35普通科連隊は、輪島市門前町西円山地区において、航空機による孤立集落からの避難支援を実施しました。 pic.twitter.com/JGYGyMx7S4

    — 陸上自衛隊 第35普通科連隊 (@jgsdf_10d_35i) January 11, 2024
    Twitter: @jgsdf_10d_35i

    【活動状況㉘】
     第35普通科連隊は、輪島市朝市通りにおいて警察・消防と共同し、行方不明者の捜索を実施しました。#陸上自衛隊 #災害派遣 #統合 #自衛隊 #災統合任務部隊 #能登半島地震 #輪島市 #門前町 #第35普通科連隊 pic.twitter.com/mHdqokHXmH

    — 陸上自衛隊 第35普通科連隊 (@jgsdf_10d_35i) January 11, 2024
    Twitter: @jgsdf_10d_35i