え、これ写真ってレベルじゃない! 1万人が騒然としたAdobeの新技術(しかもリリースされます)

    人工知能すごいな……

    Adobeの新しい技術が発表されるイベントAdobe MAX。ここでは「まだリリースされていない次世代の技術」も発表されます。

    Yui Kashima / BuzzFeed

    イベントの名前は『SNEAKS』。お酒を片手にエンジニアたちがプレゼン大会をします。

    会場の収容人数は1万4000人。ここが満杯になるくらい人が集まります。人気を集めたプロジェクトは、実際にAdobeのサービスとしてリリースされます。

    去年のSNEAKSでお披露目され、今年正式にリリースされたのがこれ。 右の小窓に写っている人と動きと表情が完全にシンクしています。

    Yui Kashima / BuzzFeed

    これは、Adobeの人工知能『Adobe Sensei』が人の画像を解析し、キャラクターに変換する「Project Puppet」(めっちゃVTuberっぽいですね)。

    さて、今回はどんな「次世代の技術」が発表されたのでしょうか! 気になったものを紹介します。

    1:アニメが"描ける"ブラシ「Brush Bounty」

    Yui Kashima / BuzzFeed

    大きなブラシでなぞったところから雨が降るアニメーションを追加しています。

    「アニメーションは、まず動く素材を作って、動かして、重ねて…という手間があったのですが、このブラシでなぞるだけで任意のアニメーションを加えられます」

    指定した場所の雨量を反映させることもできます。

    Yui Kashima / BuzzFeed

    雨量のデータを反映させることもできるので、「LAの天気みたいな感じ」の雨を表現できたりします。

    雨以外にも「夜空」のブラシも作りました。星がキラキラと輝いています。

    Yui Kashima / BuzzFeed

    2:いつでもどこでもベストなトリミングを実現する神の手「SMOOTH OPERATOR」

    Yui Kashima / BuzzFeed

    ある話だと思うんですけど、こんな風にかっこいい車を撮影して、インスタにアップしようかなと思ったら…

    大事な部分が、勝手にトリミングされてるってことありませんか?😂

    Yui Kashima / BuzzFeed

    SMOOTH OPERATORは、動画の中で「何が大切なのか」を人工知能が認識し、フォーカスを定める機能です。

    Yui Kashima / BuzzFeed

    だから、アクロバティックな被写体を撮影していても、トリミング範囲がいい感じに追従します。

    Yui Kashima / BuzzFeed

    また、被写体が複数になっても「今はどっちがメインか」を判断してくれます。

    Yui Kashima / BuzzFeed

    「フリスビーを投げる人」→「キャッチする犬」と、メインが変わっても人工知能がベストなトリミングを提案できます。賢いな……。

    うーん、採用!!! 今すぐ実装してください!!!

    3:お絵描きみたいに3Dペインティングがサクサクできる 「FANTASTIC FOLD」

    Adobe

    3Dの物体をデザインする時に、必要になってくるのが展開図との葛藤です😂

    展開図で見たときと、組み立てた時の「誤差」をなくすのがFANTASTIC FOLDです。左に展開図、右に3Dが表示されていくのでズレなくデザインができます。

    これって応用するとすごいのでは…。例えば鶴のデザイン

    Adobe

    「ブルーになっているのは、展開図でこの部分です」というのが瞬時にわかる!

    そこにフィットするデザインをあてはめ……

    Adobe

    できた展開図がこれ!!!!!!

    Adobe

    骨がデザインされた鶴の実物はこんな感じです。

    Adobe

    自分だけのオリジナルグッズを超簡単に作れたりするんじゃないだろうか……。

    4:強すぎる……切り抜き一瞬、動画版「選択とマスク」「PROJECT FASTMASK」

    Adobe

    Photoshopでお馴染みの「選択とマスク」。切り抜きをしたり、選択部分を反転させたり、おなじみの機能です。

    これの動画版がPROJECT FASTMASKです。1フレームごとに選択をして……とやっていたのが一瞬でマスクできちゃうのですよ。

    だから、こんな風にマスクした部分だけをカラーにして……っていうことも可能なわけです。

    Adobe

    検出するのは人間だけじゃありません。ほら、お猫様も……。

    Adobe

    紙吹雪はあとで合成で入れたものですが、猫にはマスクをかけているので、紙吹雪より前面にくるようになっています。神か……。

    あの、今すぐ導入していただけませんか……?

    5:トリミングの新時代が来たわ……臨場感がプラスされる「MOVING STILLS」

    Adobe

    近づいてくるようにモーションを加えて、動画にする方法がありますが、ちょっと写真の域を超えない感ってあると思うんです。こう……「フォトフレームかな?」みたいな。

    Adobeの新技術は遠近感をAIが検出することによって、臨場感のある映像を作り出します。いや、これ写真なの…? まじで?

    Adobe

    ドローンで近づいてるみたいだ……。

    縦方向にも

    Adobe

    左が元になっている写真です。ボタンひとつでこんな動画になります。

    斜め上の方向からも…臨場感すごすぎる。

    Adobe

    6:イラストに「骨」を。「PROJECT GOOD BONES」

    Adobe

    イラストの骨格をワンクリックで検知して動かせるのがPROJECT GOOD BONESです。

    こうやって好きに動かせるのです。

    Adobe

    特別な技術が必要なわけではなく、直感的に…

    Adobe

    ポーズが決まらないな?と思っても、書き直す必要がなく、ピッピッピッとポージングを変えられます。

    Adobe

    ちなみに、この骨のあるモーションは、gifに書き出しができます。つまり簡単なアニメーションがイラスト1枚でできるようになります。

    プレゼンを見る限り、1つの作業は10秒位でした。早すぎる……。人工知能すごすぎる。先生だわ……(Adobeの人工知能の名前はAdobe Senseiという名前)。

    7:音声版Photoshop「PROJECT KAZOO」。僕の声がソプラノ歌手になるなんて…

    普通に考えて、自分の声がバイオリンの音になるとかやばいよな…これ男の人の声をソプラノ歌手にもできるんだけど、VTuberに気軽になれる日が来るってことだろうか。#adobemax

    人の声を認識し、別の人の声にする音声版Photoshopを開発した人がAdobeにはいます(2年前に発表されてすごく話題になりました)。

    彼が新しく開発したのが、PROJECT KAZOO。

    声をレコードすると、音階を認識。それをプリセットされた音に変換できる仕組みです。

    楽器だけでなくソプラノ歌手、テノール歌手などが登録されていました。

    SNEAKSの全貌はYouTubeでもアップされています。過去のも全部すごいから是非見てみてください。

    YouTubeでこの動画を見る

    youtube.com

    ※BuzzFeedは招待を受けAdobe MAXの取材をしました。