あの定番メニューって戦争がきっかけで生まれたの? 肉じゃが、餃子……

    教科書には載ってない歴史

    今普通に食べてるごはんにも意外な歴史があります。

    ©魚乃目三太(秋田書店)

    ヤングチャンピオン烈で連載中の「戦争めし」は、兵隊や庶民が当時食べていたごはんを描いたマンガ。

    作者の魚乃目三太さんによると「物語は自分で作っているけれど、取り上げている歴史は事実。取材や書籍を読み漁っています」とのこと。

    一体どんな食文化が生まれたのでしょうか。

    1. 家庭の定番は「ビーフシチュー」の失敗作から?

    Blue Artist Management / Getty Images

    肉じゃが

    ビーフシチュー

    イギリスに留学していた東郷平八郎が「あの味をもう一度!」と願ったのがビーフシチューだったそう。

    ©魚乃目三太(秋田書店)
    ©魚乃目三太(秋田書店)

    思い出のままに、海軍の料理人にオーダーした結果、不本意に出来上がったのが肉じゃがだとする説があるのです。

    ジャガイモ、にんじん、玉ねぎ、牛肉。確かに具材は一緒です。

    2. 「満州で食べたアレが食べたい」

    Bhofack2 / Getty Images

    餃子といえば栃木県は宇都宮が有名です。

    ©魚乃目三太(秋田書店)
    ©魚乃目三太(秋田書店)

    この場所に司令部が置かれた陸軍の駐屯地が満州でした。そこに在籍していた将兵が帰国したときに、刻んだ肉とニンニクやら香味野菜のあんを皮で包む手法を持ち込んだといわれています。

    3. 握り寿司の「あのサイズ」は戦後から

    Lisovskaya / Getty Images

    寿司自体は言わずと知れた日本の伝統料理。でも実は、浮世絵には今のサイズとは違う姿が描かれたといいます。

    ©魚乃目三太(秋田書店)

    4. アメリカ軍政下で作られた、あのお酒

    Takasuu / Getty Images

    戦後、奄美群島はアメリカ軍政下におかれさまざまな制限がなされていきます。

    ©魚乃目三太(秋田書店)
    ©魚乃目三太(秋田書店)

    アメリカ軍によって流通が制限されてしまい、酒の原料である米が不足してしまいます。そんな中、米の代わりに余っていた黒糖が焼酎造りに多く使われるようになったそうです。

    5. オムライスの上のグリーンピース

    hirotomo t / Creative Commons / Via Flickr: 80438038@N00

    戦艦大和で食べられていたオムライスには奇数個のグリーンピースがおかれていました。

    その理由は、見分けるため。

    ©魚乃目三太(秋田書店)
    ©魚乃目三太(秋田書店)

    色んな「位」の人がさまざまな注文をつけるため、上にのせるグリーンピースの数で見分けたそうです。

    なぜ奇数にこだわったのかというと、偶数だと真ん中で割れてしまうからです。大事な戦艦で食べる食事ですからね。