輝いてしまっては、忍べない。支離滅裂である。

サイトを見ると踊る、この文字。




――勤務時間は?
基本的には9時〜16時半を目安に考えております。ただ、4月から1ヶ月の間は修行期間として、みっちり忍術を学んでもらいます。手裏剣体験などを監修できないと忍者とはいえませんので。5月以降は、週一日程度、稽古日を設けようかと思っています。

昨日公式Twitterで案内された【新規メンバー募集のお知らせ】。そこには「忍ばない #スターな忍者探します #忍者 なのに目立ちたい人。頭巾はしてもおしゃべりな人」と書いてある。
愛知県が観光振興のために募集している「忍者」。なぜ、突然このような人材募集がかかったのだろうか。BuzzFeedは愛知県振興部観光局の安達智志さんに話を聞いた。
――なぜ、忍者を?
愛知県には、2015年の8月より、6人からなる「徳川家康と服部半蔵忍者隊」がいたんです。もともと、伝説の忍者、服部半蔵は愛知県出身。そんな縁ある忍者を通して、観光PRを担当してもらっていたのですが、実は新年度から雇用形態が変わることになりまして。
――雇用形態ですか。
昨年の忍者隊は、主に週末など限定された時に出陣していました。そのため、学生さんや会社員の方に週末忍者になっていただいておりまして。今年からより一層のPR活動のため、毎日出勤いただく形にしたく。
――非常勤の忍者。
……そうですね。ものによりますが、日当2万円くらいだったかと思います。でもこれからは、名古屋城などでパフォーマンスや忍者教室の場に毎日立ってもらいます。そのため月給18万円を支給することになりました。契約社員という雇用形態になるのですが。
名古屋城でのパフォーマンス
メディアへの取材対応
――勤務時間は?
基本的には9時〜16時半を目安に考えております。ただ、4月から1ヶ月の間は修行期間として、みっちり忍術を学んでもらいます。手裏剣体験などを監修できないと忍者とはいえませんので。5月以降は、週一日程度、稽古日を設けようかと思っています。
――愛知県のPRというと、やはり県内出身ではないと厳しいのでしょうか。
いえ、どなたでもご応募いただけます。ただ、就業場所に1時間以内に公共交通機関で通勤できることが必須なので……。愛知県近辺に移住していただいたり、そういう必要性は出てくるのかなと。
――海外出身でも大丈夫なんでしょうか?
いいですね。是非なっていただきたいです。これからドイツに出張に行く予定もあるので。もちろん、くの一も募集しています。
――副業は?
禁止です。愛知県の忍びだからです。それに伴い、任務中は個人のブログ、各種SNSも禁止です。
――厳しいですね。
忍びですから。