カールが西日本でしか食べられなくなる理由…

    どうして西日本だけなの。

    あのカールが、8月末をもって東日本での生産を終了する。

    以降は、下のエリア限定での販売になる。

    なお、販売するのは「チーズあじ」と「うすあじ」のみになる。

    販売エリア、ラインナップの縮小理由は「長期的な売上不振」

    1968年に発売して以来、長い間愛され続けてきたものの、長期的に売上が振るわず、苦心の末、この決断に至ったそう。

    「長い間みなさまに愛されてきた商品なので、なんとか残したいと、検討した結果、子会社の四国明治でのみ製造することになりました。そこから販売できるエリアが関西地域より西になります」

    カールは全国5拠点で製造していたが、生産と物流コストから収益を見込める場所が四国明治なのだという。

    3年前から、ブランド存続の可能性を広く模索していたものの結果振るわず…

    「カールブランド」は存続するが、東日本での再販は「今のところ検討していない」

    「カールおじさん」、「カールぼうや」等のキャラクターは存続するようだ。

    「50年という節目の直前に、このような決断をしなければならず残念ではありますが、今までありがとうございました」と、明治の広報は取材を締めくくった。

    カールファンであるドラマー、ピエール中野さんも今回の件を惜しんでいる。