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東急ハンズ名物Twitter“中の人”が引退 本人が明かす「噂レベルで」物議をかもしたこと

商品を紹介するアカウントなのに

東急ハンズのデジタル領域を担当している「ハンズネット」の中の人が引退する。

こんにちは、ハンズネットです。3月末以降ツイートができておらず、申し訳ございません。 今日はみなさまにお知らせがあり、ツイートいたします。 本日5月17日を以って、今の「初代」ハンズネットの中の人は退職に伴い、引退をいたします。 #ちょっと連投します (続く

同社は「東急ハンズ@今年で創業40周年」、「東急ハンズ広報」、そして「ハンズネット」の3つと各店舗のアカウントを持っている。

その中でも、異色の彩りを放っていたのがハンズネットだ。

例えば、多部未華子のファンと公言したり、

また、よく頂く質問に予め回答させて頂きます。 ・手羽先ではありません  ・クリームパンではありません ・彼女(彼氏)は販売しておりません ・多部未華子です ・多部未華子です ・それはLOFTです ・それはフレミングの法則です ・次の角を右です

ニッセンやヴィレバンのアカウントと大喜利をしてみせたり、

@HandsNet @nissen @vgvd 楽しみすぎて予告みたいなものを作らせていただきました!よろしければお使いください! #vhn大喜利

ハンズネットのもとには、コラ祭りのごとく「ロゴいじり」が届くこともあった。

夢の総合小売店が誕生しましたね(白目   RT @kazumi25: いつもお世話になっている御社様に… @HandsNet

ツイートのテンションを見ると、円満退職の模様。

こう書くと「私がやらかしたのか?」とかそういった解釈をされそうですが、社内でもハンズネットの引退を惜しんでいただくお声は非常に多く、個人的にも引退はつらいです。 私は退職しますが、東急ハンズは大好きです。 これからもずっと、一個人として買い物をし続けると思います。(続く

商品を紹介するアカウントでありながらも、雄叫びをあげるなどしていた初代「中の人」。BuzzFeedは東急ハンズ広報担当に話を聞いた。

――ときに一人称が「アタクシ」になったり、多部未華子さんのファンだと公言したり。どんな方が担当されているのかなと思いまして。

ハンズネットのアカウントは、ネットストアを担当している男性が一人で運営しておりました。30代……前半くらいですね。

――「会社に怒られないのかな」と思うこともありましたが、実際はどうでしたか?

正直、ロゴのコラ祭りが起きたときは冷や汗をかきました。社内のコンプライアンス的に大丈夫かなと……(笑)。とはいえ、フォロワーの皆様の反響が温かく、「愛してくださっているんだな」とわかったので、目をつぶりました。

【2代目挨拶】 皆さまこんにちは、ヒナです。本日、手羽先の卵から孵化しました。 手羽先がお伝えしたように、ヒナは秀逸なツイートは出来ませんが・・・秀逸なハンズ商品をご紹介していきます! どうぞよろしくお願い致します・・・ガクガク((( ;゚Д゚)))ブルブル

――初代の方は「二代目は真面目なアカウントになります」とおっしゃっていましたが。

初代の個性が豊かすぎまして、ハードルが高く、同じレベル感を目指すのではないよ、大目に見て欲しいということかなと思います。何しろ、生まれたばかりのヒナですので…。

――ヒナということは女性なのですか?

企業秘密です。

退職した「中の人」もBuzzFeedの取材に応えた。

このTwitterのやり取りが
http://www.tokyu-hands.co.jp/news/2014.07.15news_letter_kingjim_oletta.pdf

このTwitterのやり取りが

トラベル用のグッズになった。
http://www.tokyu-hands.co.jp/news/2014.07.15news_letter_kingjim_oletta.pdf

トラベル用のグッズになった。

――退職、おめでとうございます。6年に及ぶ「中の人」の活動で印象に残っていることはありますか。

フォロワーさまからのお声がきっかけで、キングジムさんと商品企画、開発をしたことです。ちなみに、一瞬で売り切れました。

――広報の方は、怒ったことはないと言っていましたが、実際のところ…?

これが本当にほとんどなくて、強いて挙げると2013年のエイプリルフールにした「LOFTです」ツイートで、社内で「オモロイけどコレはさすがにどうなんや」的なお話は出たみたいです。あくまで噂レベルですが。噂レベルだと言い聞かせています

偉い人が爆笑しながら僕のデスクまで来てくださって「グッジョブ!」って連呼されたので、「大丈夫だ俺は怒られてないぞ」と拠り所にもしていました。

ちなみに、このあと、LOFTさん側も「ハンズです」ツイートをかぶせてくださって、最終的にはライブスペースのロフトさんもかぶせてくださって、気づいたらそこには潤沢なカオス空間が横たわっておりました。ライブスペースのロフトさんがかぶせてきたときはさすがに耐えきれずオフィスで噴き出しそうになったのですが、そこはサラリーマンですので、無表情を保ちながらも多少プルプルしながら業務にあたっておりました。

ちなみにこれがハンズネットアカウントで最もリツイートされたツイートとなりました。翌日朝のテレビで取り上げられていたのを見たときは、さすがにコーヒー噴き出しました。あの時ついたカーペットのシミはまだ残っていますが私にとっては非常に愛しいシミでございます。と、言い聞かせています。あ、ハンズで洗剤買えばいいのか。

――最後に一言いただけますか。

仕事で落ち込むことがあっても、フォロワーのみなさまとコミュニケーションをすると、疲れが吹き飛びましたし、「よし頑張ろう」と切り替えができました。なので、本当に、引退はつらいです。

ただ、ハンズが嫌いになったわけでもハンズに嫌われたわけでもない、ポジティブな退職なので、次の会社でもこの経験を胸に、頑張って、いつか形を変えてみなさまに恩返しができればいいなと思っています。もしかしたら次の会社でも中の人やるかもしれませんし、わかりませんけど。

あとは引退ツイート時もそうですが「多部未華子 ハンズネット」でtwitterのトレンド入りを獲得したことは実は複数回ありまして、これは嬉しかったです。 

「全日本 多部未華子さんの魅力を世界に発信する会」会長を今から勝手に名乗りますが、その会的には、いい仕事してたんじゃないかなと。なにを言ってるんですかね私は。今こそ、誰かに怒られる気がします。東急ハンズ大好きです!

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UPDATE

「中の人」ご本人からのコメントを追記いたしました。