iPhoneっぽいPCが誕生! Appleイベントの内容を1分で
iPhoneっぽくなった。
Appleが新しいMacBook Proを発表しました。
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Proという冠がついているので、喩えるならスーパーカーみないな位置づけ。
5年ぶりのフルモデルチェンジです。なんかすっごく変わってそう。
注目すべきはこの一点。新しいモノがついています。それは、キーボードの上にあるTouch Bar。

Stephen Lam / Getty
今まで上に付いていた物理的なファンクションキー(F1〜F12まで割り振ってあるボタン)が、タッチディスプレイになったのです。

Sean Gallup / Getty /Apple
Touch Barは、使っている機能によってボタンの役割が変わります。例えば「写真」を開いているときは…
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傾きを指でなぞるように調整したり
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フィルター加工を変えられます。
文字の色やテンプレのデザインも指でなぞるように変えられます。
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写真のプレビューも見えます。

JOSH EDELSON / Getty
ファイル名だけだと何が写っていて、いつの写真なのか忘れることもありますからね。
指紋認証するTouch IDも搭載されました。
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Touch IDの部分が「電源」ボタンの役割を果たします。ロック解除が楽になりますね。
また、ネットで買い物するときに指紋認証すれば、カード番号など入力する手間も省けます。
指紋によってユーザーを切り替えることもできますよ。
Touch Barは一言で言うと、iPhoneを触っているかのようにPCを操作できる存在って感じですね。
さて、ここから端末自体のお話。今回新しく発売するのは、13と15インチの2サイズです。

Stephen Lam / Getty
13インチが2種類あるのは、Touch Bar/IDの有無です。
【価格(税抜き)】
Touch Barなしの13インチ:14万8,800円〜
Touch Barありの13インチ:17万8,800円〜
15インチ:23万8,800円〜
本日から発売です。ただし、Touch機能ありは出荷まで2〜3週間かかるとのこと。
今までのものより、薄く軽くなりました。いつものことですが。

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13が1.37 kg、15が1.83kg。
13インチは牛乳パック1個より少し重いくらい。
左が従来(薄いとされていた)MacBook Air。

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コネクタはUSB-Type C。データ転送、充電、ビデオ出力の機能ができます。これが、左右合わせて合計4個ついています。
(今年のはじめに発売された12インチのMacBookは、コネクタが1個しかついていませんでした)
カラーは2色。バッテリーのもちは10時間。

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そして、Appleのサイトからは11インチのMacBook Airがひっそりと姿を消したのでした。ライトな作業はiPhoneやiPadで充分だもんね…。
ちなみに25年前の今頃、Appleが初めてノート型PCを発売しました。
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そのときに比べて、新しいMacBook Proは680万倍速く動くようになったのだそう。随分進化しましたね。