KAT-TUN中丸、田口容疑者逮捕に「擁護できない」

    元KAT-TUNの田口純介容疑者逮捕に、KAT-TUNのメンバーが初めて語った。

    アイドルグループ「KAT-TUN」の元メンバー田口淳之介容疑者(33)が大麻取締法違反容疑で逮捕された問題で、KAT-TUNの中丸雄一さん(35)が、26日午前放送の日本テレビ「シューイチ」に出演し、この問題についてコメントした。


    「心底残念で、ひっくり返りました。元メンバーなんで最後に信じたかったですけれど、使用の供述もあると聞いたので、そうなると擁護する点は一つも無いと思います」と語った。

    田口容疑者の逮捕後、KAT-TUNのメンバーがコメントするのは初めて。

    「(田口容疑者が)グループ抜ける時も、あれだけ話して、彼もそうとう悩んでいた。それでも出した決断だから、彼の人生だと思って受け入れて送り出したつもりだった。今の田口やKAT-TUNのファンを裏切る行為だということが分かっていてやったのかということを、聞いてみたいです」

    中丸さんは「これだけ芸能人などの薬物関連の報道があるなかで、それを見ても彼は止められなかったことを考えると、それだけ薬物は恐ろしいものだと思います」と締めくくった。

    番組内で、元NHKワシントン特派員で外交ジャーナリストの手嶋龍一さんは、大麻について「日本では少なくとも法律で禁じられている。そのなかで吸ったり、取引をしたりしていれば、その背後には必ず、反社会的な勢力の影がある」と指摘。大麻の流通に暴力団などが介在しており、手を出すべきではないという見方を示した。

    田口容疑者は1999年にジャニーズ事務所に入所。2001年結成の「KAT-TUN」のメンバーとして活躍した。


    2016年に「KAT-TUN」を脱退し、同事務所を退社。個人事務所を設立し、歌手やモデルとして活動していた。