「クリスマスの飾り、子どもたちの事故に気をつけて」消費者庁が注意呼びかけ

    手当が必要な事故につながる恐れも。

    もうすぐクリスマス。サンタさんがやってくるのを心待ちにしている子どもたちがたくさんいます。

    消費者庁が12月13日、子どもたちがクリスマスシーズンに事故に合わないようにするよう、注意点を呼びかけました

    【クリスマスの飾りに気を付けて!】子どもが、クリスマスの飾りや小さな部品等を口に入れてけがをする、鼻や耳に詰めて取れなくなる等の事故や、誤飲や誤えんする事故が発生しています。クリスマスの時期は、十分に気を付けましょう。 #アブナイカモhttps://t.co/98wUMlkh8e

    Via Twitter

    消費者庁のツイート

    発表によると、消費者庁には、医療機関から以下のような事故の情報が寄せられています。

    子どもが、ガラス製のドーム型の飾りを口に入れてかじってしまい、ガラスが割れて唇を切った。(3歳)

    子どもがビーズでクリスマスリースを制作中、ビーズを1つ右耳に入れた。保護者が子どもの耳掃除をした時に、耳にビーズが詰まっているのを見つけ受診した。(7歳)

    子どもが鼻にビーズを入れた。痛がって鼻血が出たため受診。(2歳)

    クリスマスの飾りには、ビーズをはじめ小さな部品もあります。赤ちゃんや小さな子が、こうした部品を鼻や耳に入れ、そのまま取れなくなったり、口にして誤飲してしまったりするおそれがあります。

    消費者庁はまた、子どもたちへのプレゼントとしておもちゃを買う場合は、商品の対象年齢を確認したうえで、「STマーク」が付いているものを選ぶように勧めています

    STマークは1971年に策定されたおもちゃの安全基準。低年齢を対象にしたものは、尖った部分がないか、喉を詰まらせてしまうことはないかといった点を配慮した設計になっています。

    消費者庁は、万が一、子どもが小さな部品などを誤って口にし、窒息した場合の応急処置法も紹介しています。